集合住宅の作例 ⑤ 本体基本塗装 壁とベランダ・小物

出荷担当の関根です。

前回 本体塗装 窓とドアの塗装まで進みました。

今回は本体基本 壁とベランダ・小物塗装 までのご紹介です。

実物を何棟か観察し、

壁の色を塗装する準備をします。

実際にある配色や 自身の集合住宅の印象を思い出しながら

壁とベランダの色を先に決めておきます。

GMカラーNo,21 アイボリーA(小田急車両他用)をエアブラシにて

下塗りの黒を活かし、影になる部分を意識しながら

屋根端部分も含めて本体壁を塗装しました。

塗装が乾燥しましたら

窓枠のマスキング治具と、ドアのマスキングテープを

ていねいにはがして、本体の基本塗装が完了です。

1パターン目 使用色

本体壁  GMカラーNo,21 アイボリーA

ドア   GMカラーNo,24 ライトブルーA(東武車両他用)

他 5棟も同様に塗装しました。

2パターン目 使用色

本体壁 GMカラーNo,28 アイボリーB(西武車両他用)

ドア  GMカラーNo,36 青緑1号

3パターン目 使用色

本体壁 GMカラーNo,19 ベージュA(西武車両他用)

ドア GMカラーNo,20 ラズベリーA(西武車両他用)

この作例棟は 本体側面をNo,32 マルーンB(阪急車両他用)で

塗り分けました。

塗装の済んだ本体と、階段脇壁パーツを

プラスチック用ニッパーでパーツを切り出し、

ゲート跡を平らにやすりがけ処理しておきます。

実物例 ベランダ仕切板

本製品にもベランダ仕切板の表現があります。

上写真の様に本体壁と同色の場合が多く、目立たない部分ですが

素材が違うので、壁色と近似色にて塗り分けてみます。

仕切板を塗り分ける為、マスキングテープを使って

仕切板以外を覆った後、

GMカラーNo,14 灰色9号で塗装しました。

このマスキングテープはていねいにはがして

同時に制作している他5棟のマスキングに使い回して使いました。

1パターン目 使用色

本体壁  GMカラーNo,21 アイボリーA

仕切板  GMカラーNo,14 灰色9号

2パターン目 使用色

本体壁 GMカラーNo,28 アイボリーB

仕切板  GMカラーNo,37 白3号

3パターン目 使用色

本体壁 GMカラーNo,19 ベージュA

仕切板 GMカラーNo,5  クリーム1号

ベランダ・通路柵・貯水槽の台・

排水溝のフタ・屋上点検用出入口蓋を

GMカラーNo,5 クリーム色1号をエアブラシにて上方向(斜め上方向)から

塗装しました。

1パターン目

本体壁  GMカラーNo,21 アイボリーA

ドア   GMカラーNo,24 ライトブルーA

仕切板  GMカラーNo,14 灰色9号

上記で本体に塗装したパーツに合わせてイメージを確認します。

2パターン目

本体壁 GMカラーNo,28 アイボリーBで

塗装したパーツに組み合わせる小パーツを

GMカラーNo,4 クリーム色4号で塗装

3パターン目

本体壁 GMカラーNo,19 ベージュAで

塗装したパーツに組み合わせる小パーツを

GMカラーNo,2 ぶどう色2号

GMカラーNo,28 アイボリーB

上記2色を、目分量で1対1程度に混ぜた塗料で塗装しました。

実物例 貯水槽

貯水槽と小パーツは 本体色の他に

GMカラーNo,14 灰色9号で塗装した物もあります。

アンテナをGMカラーNo,39 アルミシルバーで塗装し

これで集合住宅の基本塗装が済みました。

細部塗装に続きます。

仮組みで並べてみた大型集合住宅の作例イメージです。

3セット分で上写真の様な建物も工夫次第で製作できます。

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