毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
今月出荷する再生産アイテムに、エコノミーキットNo.408があります。
そう、『京急旧600形』です。
▲ロングセラー未塗装キットのグループでも、とりわけ人気のある車種のひとつです。
この製品は冷房搭載車として作成できますが、素材としてはいろいろな形態にも作り分けられます。
キットの中身を見てみますか。
▲いまも昔も変わらない、ある意味ではそれでいいのかもしれないエコノミーキット。
ほら、ガンプラだって初期のキットが今でも再販されるのと同じですね。
▲その昔、湘南電車のブームに肖って各社、各形式でもこのような二枚窓の流麗な形状が採用されてきました。
当時の京浜急行でもいくつかの形式に流行を取り入れたスタイルが登場しました。
現行の600形とはまったく性質の異なる形式ですが、スマートな形態は今でも人気です。
▲ステッカーは昔のものからは若干仕様変更されています。
特に一目見れば判ると思いますが他の製品とも共用になっているので左側の前面用はこの製品では使用しません。
▲以前紹介したことがあったと思いますが、キット作成において、より拘るなら資料は必須ですね。
こういった書籍があります。旧600形に関しては・・・
▲ありました。側面写真は結構重要です。
製造毎に若干仕様が違う形式で、台車が2種類あったり、クーラーの方式が違ったり、意外と細かいところがあるのでこういった本は助かります。
▲アタシも過去に工作したことがあります。これは知人の頼まれモノで作ったときの作例です。
ストレート工作じゃないのはなんとなく判りますかね?
▲やたらといじりたくなる床下機器。なるべく実車の並びに近づけるように相当な数の機器類をかき集めてマッチングさせています。
▲そうそう、塗装する際は先に白帯から塗るのがコツです。
白帯はディテールだから後工程だ!と思いがちですが、実は手間を考えるとこの方が楽なんですよ。
帯の太さは1mm。先にボディに白を塗って、帯部分にその1mmのマスキングを施し、京急バーミリオンを塗ってマスキングをはがす。それだけです。
逆の工程だと白く塗りたいところ以外をすべてマスキングしなければならないので経済的にも、手間もかかります。
この作例のもう少し初期段階の記事があったのでリンクしておきますね。
▲同時期に再生産がかかる製品はこの近鉄8810系と京成3500形。
いずれもかなり人気の高い製品です。
ぜひこの機会に工作をお楽しみいただきたい!
デハ!