毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
グリーンマックス・ザ・ストア秋葉原店で販売する特製完成品に旧型国電72系をチョイスしました。
▲仕掛状態ですー。
今回の完成イメージは次のような仕様で行きます!
・青梅線の4両編成
・黒染め車輪装着済み
・黒ダイキャストの1モーター動力
・店からの要望でサハの側面ボディはモハ用(ドア窓がHゴムのもの)を使用
・EVOパーツ使用
・各種インレタ貼付済み
・細部色指し
と、こんな感じで製作します。
▲ネタの仕入れから2日目でほぼカタチにしちゃいました。
このキットは組み立て自体はそれほど難しくありません。素組みならほぼ無加工でもきれいに仕上がります。
もっとも、旧型国電によくある、ドアの形状が個体ごとに異なっているなどの細かい仕様の違いを再現しなければのことですが。
▲パンタグラフは現在販売中のPS13Nを装着。メッキがややダークグレーに見えるタイプです。
▲動力用の黒染め車輪ですが、集電効率を確保するため踏面を研磨しています。
これはちょっと手間がかかったんですが、車輪ごとに若干研磨の具合が異なっているのはご愛嬌…
走行には何ら支障はありません。(もちろん走行テスト済み)
▲黒染め車輪は足回りが引き立ちます。黒い台車枠にはぜひ投入したいアイテムです。
また、先頭台車には排障器も装着しています。
で、なんやかんやと塗装に入り、着手から約1週間で・・・
▲エコノミーキットもキレイに仕上げれば見栄えがするもんです。
この状態では色指し前でインレタも転写していませんが、いい感じです。
▲EVOの避雷器を奢り、とあるパーツから信号炎管を再現しました。
これ以外はほぼ無加工です。
しかし思うんですけど、72系の原型車だけを使って編成を組もうとするのはなかなか難しいですね。
青梅線も晩年に残っていた編成はモハが600番台だったり、アルミサッシ2段窓になったタイプや台車が違うのがいたり、編成そのものが全金車だったり、エコノミーキットだけでは再現しきれません。
ある程度割り切るのは必要かもですね。個体差にこだわるならエッチングキットは必須になります。
あ、最初は晩年の横浜線を再現しようとしたんですよ。
そうすると3両だけ残ったモハが900番台で全金車という難題にぶち当たるので諦めざるを得ないわけで・・・
無難に青梅線にしたって寸法です。
さて、工作の続編は次回に。
また、秋葉原店への納品~販売までは少しお待ちください。(実はもう完成しているので納品に行くだけ!)
デハ!