毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
せっかくの盆休み、出かけようとすると天気によって足止め。
そんなときは模型工作っていうのも選択肢の一つじゃないでしょうか?
▲まだ完成させていなかったEVO103系から中央線の3+7の10両編成の工作の続きでもしようと思いまして・・・
▲だいぶ放置していたので、あと何をするのか忘れてしまったじゃありませんか・・・やれやれ。
見た感じヘッドライトレンズが入っていないのと各種幕窓が接着されていませんでした。あとちょっとじゃん!
▲80年ごろの3+7編成の再現なので先頭車が4本。工程が多いのです。
下回りはKATO製。ダミーカプラーは加工してあります。中間先頭車は台車マウントのカトーカプラー。
ちなみにライト点灯ギミックが入っているのですが、工作肯定の邪魔になるので一旦外してあります。
▲ありゃ、1両だけホロ付きにしたのがありますね。
以前にも紹介したことがあったと思いますが、グリーンマックスのNo.8619『貫通幌(角型グレー)』が最適なんですよ。
幌枠にピッタリなんでこれが特にお勧め。
さて、先にやっておきたいところがあったので、まずはこちら。
▲配管周り。
EVOの配管ディテールは高解像度で再現されています。
でも実車では配管にも色があります。母線や空気作用管、鍵外し線と、台座にも色があります。
屋根色のままではせっかくのディテールも埋没してしまいます。
▲用意したのは・・・あれ?ちょっと写ってるのが1色だけですが、実際には・・・
配管=ねずみ色1号
パンタ台座=灰色9号
空気作用間=黒の油性マジック
と、こんなかんじで塗装してしまいます。マジックだって使い勝手が良くていいモンですよ。
▲面相筆の極細を使って配管の頂上を塗ります。コレだけでも彫刻が結構浮かび上がってくると思います。
細かい塗装なので養生しておいたほうが・・・と思うかもしれませんが、なんせ配管のような部分ですのでマスキングは難しいでしょう。ここは腕の見せ所!ってことでガンバルンデス。
▲仕上げはやっぱりスミイレ。
スミ入れ用の塗料(エナメル)と拭き取り用のエナメル溶剤を用意。
配管の周りなどにちょこっと流し込んで、サッと拭き取ります。
▲スミ入れするのはクーラーキセも同じ。
メッシュ部分に流し込むとものすごく立体的に浮かび上がります。
流し込んではみ出たり余った塗料は溶剤をしみこませた綿棒やティッシュで拭き取ります。
汚くなりすぎないように調節してください。
▲次は幕窓。コレは切り出してから最もなくしやすいパーツなのでホントに慎重に扱ってください。
▲取り出したのは面相筆のケツに貼った両面テープ。
切り出した幕窓をここにくっつけて、ゴム系接着剤を窓枠に少量塗布して車体に接着させます。
指やピンセットでつまむと弾け飛んでしまいがちです。こういう何気ないツールを作るのが失敗を防ぎます。
それじゃ、(そのうち)完成させるぞ・・・!
デハ!