保線詰所の作例 ④ 本体基本塗装と小物塗装

出荷担当の関根です。

前回 土台・屋根塗装まで進みました。

今回 本体基本塗装と小物塗装まで進みます。

窓サッシから塗装しました。

GMカラーNo,39 アルミシルバーを建物の上方向からのみ

エアブラシにて吹き付け塗装しました。

上からのみの吹き付けなのでサッシの内側側面は、下塗りの黒のままです。

この塗装法の利点は、成形品の厚みか目立ちにくくなる所です。

壁を塗装する為に窓サッシをマスキングします。

マスキングテープをます大雑把に貼り付け、モールドに沿って

デザインナイフで切れ目を入れた後、余分なテープをはがします。

・・・と進みますが、

今回の作例では2セット(4棟)を制作しています。

そこで、キット付属のエンビガラスを使って

マスキング治具(ジグ)を作りますと製作がはかどります。

窓、扉に合わせ、塩ビガラスパーツを切り出し、

その上から両面テープを貼ります。

準備した治具を窓・扉に取り付け、

再度 黒を塗装

黒を塗り重ねる理由として、下地に明暗のばらつきがありますと

壁の色の発色が変わってしまう為です。

GMカラーNo,9 ねずみ色1号を下塗りの黒を活かしながら壁を塗装

4棟なら1回の両面テープでマスキング治具の使い回しができました。

・マスキングテー

別パターンとして

GMカラーNo,14 灰色9号でドアを塗装し、乾燥後マスクをして

GMカラーNo,35 ダークグレーで本体を塗装しました。

これで本体基本塗装が完了です。

小物パーツを塗装します。

実物を参考にして色味を考えます。

GMカラーNo,19 ベージュA(西武車両他用)で、柄の部分を

ランナーから外さずエアブラシにて塗装後、

クレオスのフラットベースを添加しつつ

GMカラーの黒・茶・オレンジ・赤を様子を見ながら調色し

柄以外を、面相筆にてゆっくり塗装します。

対象のパーツが大変小さいのでライト付きスタンドルーペを使っています。

若い頃は不必要ですが、歳を重ねてゆくと便利な道具です。

面相筆は

タミヤ ■ ITEM 87073モデリングブラシPRO 面相筆No.00  を使用しています。

穂先がそろっていてコシのある 使いやすい筆です。

ここまでランナーに付けたまま 各部を塗り分けました。

持ち手として残していたランナーを切り離し、

ゲート跡を処理後、

フラットベースを添加したベージュAで タッチアップして

小物の準備ができました。

小さいパーツなので、GMキット用別売り台車(各¥400-本体価格)が

入っていたケースにまとめて、取り付けまて保管します。

最後に実物の 別形・色 例です。

本体スミ入れ塗装・ガラス貼り付けに続きます。

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