修理のなかみ

修理部 名野です。

グリーンマックス修理係を立ちげて、1年半経過しました。

そこで、今まで受け付けた修理内容の集計をしてみました。

①動力ユニット関連(39%)


ダントツの多さ。みなさんよく走らせているようです。
修理内容は、台車固定のツメ破損や走行による部品摩耗が多いです。
構造上のネックになってる点もあるので、この辺りは現在開発中の新型動力に反映させたいですね。

中には、走らせっぱなしで車輪が汚れているだけだったり、注油し過ぎが原因の走行不良も見受けられました。
動きが悪い→油を差す。では全てが解決しませんし、きちんとしたメンテナンスをしてあげないと、すぐに動力ユニットがダメになってしまいます。

動力のメンテナンスに関する方法はこちらを参考にどうぞ。
どうしてもわからない症状は、修理係にご相談ください。

②ボディ・ヤネ関連(16%)


二番目に多い項目。加工作業中の失敗や、キズによる部品交換が主。
先頭車が多い傾向です。
やっぱり、模型はカオが命ですからね!目立つキズや色乱れは気になるものです。

③ガラス(11%)


ボディ・ヤネと同じような部品ですが、やや性格が異なるので別枠にしました。
ガラス面の印刷や塗装剥げ、紛失が主な修理理由です。
レンタルレイアウトで脱線して、全面ガラスがどこかへ・・・なんて内容や、
印刷済みの車番を落とそうとして、その下の帯まで色が・・・などなど。

・・・車番は印刷されてないほうが良いんでしょうか?

④台車(7%)


他社製カプラーへ変更する際に破損させてしまう例が一番多いですね。
トレーラー台車、動力台車共通です。
カット加工の際は、構造と加工方法を吟味して慎重に。
ポイントは、「少しずつ調整していくこと」です。

動力台車の加工参考はこちら

⑤スカートパーツ(7%)


やはり前面に付く部品なので、実車同様何かに引っかけたり、分解・組立時に破損させてしまうことが多いようです。
対応品番以外のTOMIX製TNカプラーを取り付けしようとして加工に失敗!なんて例もありました。

⑤小物パーツ(6%)ライトユニット(5%)パンタ(3%)


小物パーツは、ヒューズBOXやアンテナ、ダミーカプラーなどの紛失。


ライトユニットは、LED基盤のスプリングをダメにしてしまう事が多いようで。


パンタグラフに関しては、ほぼ全て、シングルアームパンタの上半分紛失が多いです。
構造上引っかかりやすい形状ですからね。
収納・取り扱いには十分注意しましょう。

さて、こんな具合に日々修理を承りしてます。

集計結果からも明らかですが、動力ユニット関連の修理が多いので、

皆さんに直接お伝えする場を設けられれば、と思った次第です。

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