毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
梅雨の時期に塗装の話題というのもなんですが、工作派には欠かせない作業工程のひとつ。
アタシの作例では一番使用頻度の高い青15号について、『大山通信』時代の記事を再掲してみようと思います。
以下過去ログ
ポール・モーリアの名曲の話…ではないです。
国鉄客車の標準色でもある「青15号」について比較なんぞをしてみよかと思います。
▲昨日とは打って変わって晴天。絶好の塗装日和でしたので工作を進めていきました。
先週手に入れたスユニ50を再塗装するにあたり、同時進行でマニ44のキットも塗装することにしました。
製品が発売する前に配布された塗装サンプル品をちょっと拝借してきまして、色の具合を比較してみました。
左から今回の製品、1回目塗装サンプル品、旧製品に塗装したもの、今回のキットに塗装したもの、Tomixのマニ50。
▲こちらも並び順は同じ。アングルを変えての比較です。
実物はもっとはっきりした違いがありますが、画像データにしてしまうと少しぼんやりとしてしまいますね。
でもその差はお判りいただけるかと思います。同じ「青15」といっても、塗料のメーカーごとに色の違いがあります。
▲アタシの所有している塗料から。
左:モリタ製。中:FARBE(Fモデルス)製、右:GM鉄道カラー。
モリタの青15号はアタシの旧製品に使っています。非常に青々として彩度の高い青です。
FARBEの青は今回のキットに使ってみました。モリタ製よりわずかに赤みがあります。
GM鉄道カラーは彩度が控えめで赤みがあります。どちらかといえば旧型国電時代のスカ色に近いです。
▲こちらも並び順は同じ。
ちなみにTomixのマニ50はこのマニ44のどれとも色が同じではありません。もっと鮮やかで明るい青をしていました。
色のチョイスは人の好みにもよりますが、いくつか試してみてみるのがいいかと思います。
今回のマニ44塗装済み完成品(最上段)は、この画像の2番目のGM鉄道カラー色と明らかに違うことがお判りいただけるかと。
しかし色の具合って難しいですね。鉄道の塗装の場合は経時変化で退色してしまうので、実際に指定されて色が永年持続するともいえませんし、光の加減でも違った印象に見えることもあります。少しずるい言い方をすると模型に縮尺した場合は多少のデフォルメをしないと「らしく」見えないこともあったりします。
さて、グリーンマックス・ザ・ストアではGM鉄道カラーはもちろんのこと、FARBEも取り扱っておりますのでヨロシクです。
※モリタの塗料はストア各店でお取り扱いしておりますが、在庫状況はストア各店までお問い合わせください。
ここまで過去ログ。
最近ちょっとずつ工作を再開してます。何を作っているかは内緒だ!
デハ!