ビジネスビルの作例 ②1階組立

出荷担当の関根です

前回は製品内容ご紹介でした。

今回より工作過程のご紹介です。1階部分の組立まで進みます。

基本セットのみに含まれる 1階部分用全パーツです。

プラスチック用ニッパーで各パーツをランナーから切り離し、

棒やすりでゲート跡をていねいに仕上げます。

透明パーツと

骨組みパーツも同様に切り出して

組立説明書を良く確認して

接着剤を使わずに仮組みにて進めます。

正面を裏から撮影しました。骨組には表裏があります。

正面以外の側壁パーツです。壁配置はお好みで決められる構成です。

全てのパーツを使用しますので余りパーツはありません。

組立説明書を確認しながら

各パーツを切り出し、ドア・ガラスパーツ等を仮組みし、

接着剤を使わず骨組みに組み合わせて

入れ替えながら配置を考えます。

道路に面した壁や隣りの建物との設置距離など、

設置場所が決まっていればパーツの並びを決めやすいです。

屋根と土台を切り出し、立体に仮組みして考えます。

色々組み換えながら形状を決められるのが本キットの特徴です。

配置が決まったら壁パーツをやすりで仕上げて

段差ができないように気を付けます。

4辺の組み合わせ部分は骨組パーツ同士で行ないます。

仮組みしますと僅かに隙間ができますので

組み合わせ部分の抜き勾配をやすり 90度の角度に近づけます。

骨組みと壁が平らになるように処理をしています。

壁配置を確定しましたのでプラスチック用接着剤を使って

固定しました。壁同士の固定はパーツの裏から接着剤を塗り

段差ができないように注意しながら行いました。

大型化する為のジョイントパーツです。骨組の凸凹に対応した形状で

簡単に壁同士を接続できます。

複数キットを組み合わせて大型化の仮組みも試せます。

大型化の話はひとまず終えまして

箱型に仮組みして

隙間や干渉する場所を確認して修正します。

確認が済んだらプラスチック用接着剤でロの字型に接着しました。

4隅接合部分の隙間に気を付けています。

400番の紙やすりを使って壁全体を軽くやすり、

僅かな段差が目立たない様にしました。

入口パーツに進みます。

テントの取り付けイメージです。

エントランスパーツは数個のパーツで構成しています。

屋根部分をランナーから切り離し、

デザインナイフと棒やすりでゲート跡を ていねいに仕上げました。

エントランス用支柱は選択式で彫刻の異なる2種類があります。

エントランス装飾も2種類あります。

2ピース構成で貼り合わせて形にします。

接着面をやすって平らに処理した後、接着剤を塗り 貼り合わせます。

接着剤が乾燥した後、やすりがけをして合わせ目を消しました。

星形の装飾を仮組みしてみます。

突き出しピン跡が接続用の突起にあり、そのままでは隙間ができますので

処理しておきます。

このパーツはエントランス屋根を挟み込んで取り付ける形状をしています。

表と裏で挟み込むので、合わせ目消しはしませんでした。

塗装前に合わせ目処理をする場合は、接着後でも取り付けられるように

パーツ裏側の一部を削っておくことで解決できます。

これで1階部分の塗装準備ができました。

2階から5階の組立に続きます。

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