今週のTwitterダイジェスト(2023.06. Part3)

東京・大山のGM本社より、昔の説明書用図版と
ひたすら格闘しております片桐がお送りします。
「今週のハイライト」と言ってしまうと漫画トリオのネタに
なってしまうのですが、「パンパカパーン」とともにそれだけ
一般に浸透したフレーズなのでしょう。

弊社公式ツイッターでご紹介した新製品を振り返ります。

まずは予定品の情報から。

■京阪9000系
「安心してください! 新規金型です」と紹介
(弊社、もしかしてお笑い好き多い?)されました京阪9000系、
今週は工場より上がって参りました塗装印刷済みの試作品を用いまして
旧製品(塗装済みキット)と比較しています。
台車とパンタ以外は完全新規製作となり、
10000系と共用だった側面の窓割もきちんとクロスシート仕様になりました。


大きく違うのは前面の造形と側窓の表現方法でしょうか。
車体側に彫刻された細い窓枠に色を入れるのは、
実は印刷であっても難易度は高く、旧製品ではガラス側に表現していました。
しかし車体にぴったりと収まったアルミ窓枠の表現には
やはり車体側での表現が望ましく、
近年の製品ではこの手法が標準になっています。

<31728>京阪9000系(旧塗装・9001編成)8両編成セット(動力付き)…¥39,600-(税込価格)7月発売予定

 

■小田急1000形更新車
大変ご好評を頂いているとの事で、早くも再生産されます。
枠のついたドア窓、窓が塞がれた妻板、WiMAXアンテナの付いた屋根、
キセがステンレス製になったクーラー、一新された床下機器など、
パッと見の印象は帯やライトの色が変わったぐらいなのに、
実は見どころの多い製品です。どうぞお見逃しなく。

<31689>小田急1000形更新車(1091編成)基本4両編成セット(動力付き)…¥23,100-(税込価格)
<31690>小田急1000形更新車(1091編成)増結用中間車6両セット(動力無し)…¥24,200-(税込価格)
9月発売予定

つづいて発売となった製品から。

■小田急3000形1次車 車番選択式
小田急3000形、ワイドドアの1次車が前面行先点灯式になりました。
懐かしき登場時の前面太帯と、近年のインペリアルブルー帯。
どちらも車番選択式にて登場です。
車番の位置にはプレートが印刷にて表現されていますので、
そこに青い車両マーク(インレタ)を転写していただく形です。

<31718>小田急3000形1次車(前面太帯・車番選択式)6両編成セット(動力付き)
<31719>小田急3000形1次車(インペリアルブルー帯・車番選択式)6両編成セット(動力付き)…どちらも¥32,780-(税込価格)

 

■京急新1000形 KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN
新規製作されたTH2100台車が2100形より一足早く、
新1000形のKEIKYU YELLOW HAPPY TRAINに採用されました。
これまで600形を除く現行の京急車には「THタイプ」を
採用して参りましたが、これは2000形や1500形に使われていた台車を
模しており、大まかな形状はTH2100と変わらないのですが、
車端側にブレーキシリンダーが着いています。


THタイプ(写真はEキット用非集電台車)

これがない、2100形や新1000形用の「TH2100」を
新規製作することになったものです。

<31714>京急新1000形(KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN・ドア黄色)8両編成セット(動力付き)…¥35,200-(税込価格)

 

■PT48H
阪急電車に搭載されるクロス型(下枠交差形)のパンタグラフです。
シューの端部が近年よくあるパイプ型でなく、
昔ながらの舟型になっているのが特徴です。
意外ですが下枠交差パンタがPS22の流用からPT48シリーズになってからは、
このタイプは製品化されていなかったんですね。(2基入り)
<5821>PT48H…¥770-(税込価格)

■オロ61+スロ54(冷房改造車)
「オロ61を作るため」副産物としてスロ54冷改車もできてしまうキットです。
要するにスロ62とスロ53の屋根と妻板をスワップして
組み立てていただくことで、オロ61を手に入れられます。
東北方面の急行列車の再現に欠かせないオロ61をぜひ。
<956>オロ61+スロ54(冷房改造車)2両セット…¥2,420-(税込価格)

それでは、よい週末をグリーンマックス製品とともにお過ごしください。

Comments are closed.