103系と”交差形パンタ”との関わり「103系 体質改善車40N 塗装済みキット」に寄せて

GM通信をご覧の皆様、こんにちは。
サービスセンターの鈴木です。

今回は「103系 体質改善車40N 塗装済みキット」の発売に際して、ちょっとしたマニアックな内容で書いてみたいと思います。

さて、唐突ですが・・・

103系に”下枠交差型パンタグラフ”を載せた編成が存在していたのはご存じでしょうか?

実は、遡ること20年前、JR西日本の大阪環状線で走行していた103系の編成中に組み込まれていた「モハ103-398」です。ちょっと、信じられないお話しですよね?

今回は単品として発売する「103系 体質改善車40N 塗装済みキット」は、初めての試みとして1~2両で単品販売という形態になります。

実車とは細かな相違点はある可能性はありますが、この機会に作ってみたいと思いませんか?

それでは、作る・・・前提で、マニアック(?)に進めて参りましょう。それでは、お付き合いください。

まず、キットと共に用意して欲しいアイテムは、このパンタグラフ。

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パンタグラフ PT48
¥660(税込価格)

言わずと知れた、下枠交差型のパンタですね。
※厳密には「WPS27」と呼ばれるとのことです。

それでは、取り付けてみましょう。

取り付け脚は、PS16系と同様に2本脚のタイプですので、そのまま取り付け可能です。

もし緩くて落ちてしまう場合は、プライヤーを用いて脚部分を少々かしめて太らせます。

すると、こんな感じになります。
脚が横方向に広がったことにより、安定に取り付けることができます。

改めて、取り付けてみましょう。

しっくりと来るでしょうか?

少し違和感がありますが、本当に20数年前まで実在した姿です。

もう少し拘りたい皆様は、ホーンの部分の曲線部を緩くしてみましょう。そうすると、よりWPS27系に近づきます。

すると、こんな感じです。

それにしても、本当に目立ちますね。
もう記憶に彼方だと思う皆様もいると思いますが、ひとつのネタとして製作の候補に入れてみてはいかがでしょうか?

製品に関する詳細は、弊社ホームページにてご確認ください。

今回、ご紹介した製品は、グリーンマックス製品の取扱販売店にて、予約を受付けております。確実に購入されたい場合は、ご予約をおすすめいたします。
なお、販売店様により予約締め切り日は異なります。詳細は、各販売店様までお問い合わせ下さいませ。

それでは、またお会いしましょう。

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