【製品案内】 コアレス動力と台車枠・床下機器セット

毎度ご愛読ありがとうございます、営業部の加藤デス。

コアレスモーター動力ユニット(単品製品)について、「種類がいっぱいあってよく分からない」「交換するのって難しいの?」と感じている方はいませんか?

今回はコアレス動力について、購入のヒントをご案内いたしましょう。

▲さて、コアレス動力を買おうと思っている方は、もちろん動機があってのことと思います。例えば4桁品番の完成品(いわゆる2モーター方式の製品群)を持っていて、コアレス動力に載せ換える場合、どれを買ったらいいか分かりにくいなと思ったことはありませんか?

現在発売中のコアレス動力ユニットは6種類あります。それぞれ適合する車両の長さや、仕様によって分けられています。※動力ユニットのほかに「動力台車枠・床下機器セット」というものが必要になります。

品番:5711 ⇒ 20m級車両用。一般的な20m車両は概ねこの動力です。

品番:5712 ⇒ 21m級車両用。近鉄特急車や気動車に適合しています。

品番:5713 ⇒ 18m級車両用。私鉄の一部で使います。主には京急。

品番:5714 ⇒ 18.5m級車両用。主には阪急、阪神、名鉄に適合します。

品番:5715 ⇒ 20m級車両用(B)。主に近鉄通勤型用です。

品番:5716 ⇒ 20m級車両用(長軸距)。これは主に旧性能(旧型)車両用です。

動力ユニットは各¥4,500―(本体価格)

上記の説明だけではもちろんすべては把握できないと思いますので、実際にどれが自分の必要とする製品なのか、実はグリーンマックスの公式HPに対応表があります

▲トップページの真ん中あたりに入り口のバナーがあります。クリックするとコアレス動力ユニット対応表のページが開きます。

さて、上記でも触れましたように、台車枠床下機器セットが動力ユニットと別々で販売されているのにはワケがあります。

とにかく種類の豊富な台車形式をすべて動力ユニットに組みつけて発売したら、とんでもない種類の製品群になってしまいます。同じ台車なのに動力の長さが違っていたらそれだけで2種類、3種類と必要になってしまうため、組み合わせはユーザーに選んでいただく、という方式にしたわけです。なのでちょっと分かりにくいと思いましたら、ぜひ対応表をご覧下さい。

さてさて。(今回はちょっと長いです)

実際に組み付けるとして、「素人でも簡単にできるの?」と思う方もご安心を。

難しい加工は一切必要ありません。4桁品番完成品の場合は互換性があるので非常にカンタンに換装できます。

▲取り出したるは4桁品番の東急8090系。これを例にご説明しましょう。

この製品をコアレス化するには・・・

▲20m級ですので5711の動力と、台車枠は8491が適合します。

▲台車枠セットには、製品名にもあるように台車枠と床下機器のパーツが入っています。

ちなみに床下機器だけは「ゴム系接着剤」が必要です。具体的な製品名で言うと「(コニシ)G17」「Gボンドクリア」といった製品があります。これをほんの少量だけ使います。間違っても瞬間接着剤だけはご使用にならないでくださいね。

▲では動力を換装しますか。先述のとおり、互換性があるので無加工で差し替えできます。

▲台車枠を取り付けます。ここは接着剤不要です。

ここでワンポイント。

台車枠を付けずに試走したら・・・おや?ギクシャクするぞ?不良か?

なんて思った方もいらっしゃるかと。いえいえ、台車枠で集電板を固定させるため、枠なしでは通電が不安定になるのが理由です。そんなときは枠をつけてもう一度試走させてみて下さい。

 

▲あとはボディにはめ込むだけ。もともと取り付けてあった床下機器と同じ向きになる様に注意です。

長くなってしまったのでひとまず今回はここまで。

 

デハ!

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