毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
過去に一度作例を載せたことがあったかと思いますが、もー1回作る機会が出来たので。
▲クロスポイント製スユニ50。塗装済みになっているものもありますが、未塗装のものもあります。(塗装済みの2両セットだと¥6,800-)
ストレートで組むなら、ボディは一体成型だし、はめ込みガラスだし、そんなに難しい工程は必要ありませんので、とっつきやすさは高いと思われます。
▲コレはアタシの前回の作例。ちょいちょい改造してありますけど、僅かなディテールアップにとどめています。特にボディは無加工ですし。
さて、「スユニ50」って、意外なことにこのクロスポイントのキットのほかではプラ製品が出ていないようです。(金属ならペアーハンズのキットがあります)
スユニ50はちょっと複雑な経緯を辿って作られた合造車で、スハフ42やスハ43などの旧型客車の足回りを流用し、上回りだけを新造した車両です。確かに見た目は50系客車の一族と言って差し支えない外観ですが、台車はTR47とこれまた古めかしい形式を装着しているところにギャップを感じさせます。
スユニ50は80両も製造(改造)された大所帯だったことも付け加えると、知名度は高そうに見えますよね。しかしながらJRに継承されて残ったのはホンの数台だけでした。
郵便/小荷物の鉄道輸送がJR化される前年(86年)に廃止になったためです。
北海道では救援車として現存しています。
▲パーツ数も床下機器以外は殆どが一体成型で、塗装もマスキングが不要なものだけなので楽に仕上がるわけです。
▲各社からビンカラーが発売されていますが、お好みの色合いはご自身で決めてくださいね。
なに?アタシが使ったのがどれかって?いろいろ考えた結果、真ん中のです。
▲台車はGMのTR47もありますが、手元にあったKATO製のピン止めタイプのものを使ってみました。
▲こんな組み合わせがあったかどうかは調べないとアレですが、連結相手もいろいろあります。都心部ではあまり知名度はなかったと思いますが、東北から北海道、本州南端や四国で活躍がありました。
さて、クロスポイントのスユニ50、まだちゃっかり在庫が出てくるようなので、お求めの方はゼヒ、グリーンマックス・ザ・ストアへ!
デハ!