ローカルホームの組立 ⑤ 待合室、転てつ機小屋

出荷担当の関根です。

前回 屋根の小加工・塗装 まで進みました。

今回 待合室・転てつ機小屋の作製のご紹介です。

基本の各部パーティングライン、突き出しピン跡、バリの各処理の後、

待合室屋根の瓦断面を 薄く見えるようにやすっています。

下塗りのGMスプレーNo,10 黒を塗装

土台の角を軽くやすっています。

屋根下部分を

GMカラーNo,14 灰色9号をエアブラシにて

下塗りの黒を意識しながら軽く吹付け

本体部分の塗装の為、灰色9号をマスキング

窓枠をGMカラーNo,35 ダークグレーを使いエアブラシにて

軽く上方向から吹付けの後、マスキングして本体部の塗装準備をします。

切り離さなかったランナーを利用し、仮組み状態のまま本体を

GMカラーNo,9 ねずみ色1号を下塗りの黒を活かしつつ

上方向からエアブラシにて軽く吹付けました。

▲「軽く吹付け」の具合は窓部マスキングテープに付いている量です。

マスキングを部分的にはがして、全体のイメージを確認し

ねらったイメージであればマスキングテープをはがします。

このようになりました。

ガラスパーツを準備します。

1・片面を紙やすり400番でこすったもの

2・両面をやすり、透明度を更に下げてみました。

今回両面をやすったものを使います。

窓枠の縦方向にあわせて帯状に切り出し、

横方向も現物合わせで切断します。

横サイズを切り出す際、建物を仮組みしてガラスパーツが

干渉しないように気をつけます。

この待合室の注意点は右上のガラスパーツの両端を

ぎりぎりに短く準備する必要があります。

今回の作例はキット付属の塩ビ板の代わりに

タミヤ 透明プラ板0.2mmを使っています。

流し込み接着剤を使って固定

写真中央部がガラスパーツ干渉注意部分です。

ゴム系接着剤にて箱形に接着し

土台に接着

土台の塗装はホーム本体上面と同時に済ませておきました。

屋根パーツは下塗りの黒の上に

① GMカラーNo,35 ダークグレー

② 次にGMカラーNo,2 ぶどう色2号を

それぞれ軽くエアブラシにて吹き重ねました。

屋根を接着して 待合室ができました。

屋根の接着前に室内へベンチを置いたり、人形を配置して

お楽しみください。

▼こちらはカタログ・商品パッケージ写真に使った作例です。

使った色は違いますが、作り方は今回と同様です。

屋根の淵は灰色9号をカラス口にて書きました。

転てつ機小屋に進みます。

パーティングライン、突き出しピン跡、バリの各処理の後

下塗りのGMスプレーNo,10 黒で塗装しました。

転てつ機は黒の上からGMカラーNo,19 ベージュA(西武車両他用)を

軽くエアブラシにて吹きつけています。

比較用として黒のランナーを置いてみました。

土台はグレー系のスプレーを数色使って砂目吹き塗装です。

実物写真を参考に、2本の先端を黄色く塗ってみました。

土台の半円部分と、ゲートの切り口を黒に近いグレーで 筆塗りし、

転てつ機をゴム系接着剤にて取り付け

屋根を薄く見せる為断面を斜めにやすっています。

屋根下部分を

GMカラーNo,14 灰色9号をエアブラシにて

下塗りの黒を意識しながら軽く吹付け

待合室と作業は基本同じなので同時進行、同工程です。

ゴム系接着剤で貼り付け

下塗り 黒の上から本体色No,9 ねずみ色1号を

エアブラシにて軽く吹きつけ

土台部分に細吹きでコンクリートをイメージし

マスキングなしで ねずみ1号を本体より強めに塗装しました。

屋根3種を比較の為並べてみました。

転てつ機小屋の屋根は一番小さい物で

本体と同時に黒色の上にねずみ色1号を軽く吹き付けています。

確認の為、仮組みで屋根を乗せて色味の確認をしています。

同じく仮組みで全体のイメージ確認

待合室と同様にガラスパーツを準備、接着しました。

中が見える為、こちらもなるべく小さくガラスパーツを切り出しています。

ここまでで各パーツを接着剤を使って組み立て、完成。

と、せず

付属のステッカーをイメージ重視で貼り付けました。

覗き込まないとわかりませんが、使わないステッカー部分の

利用法の紹介でした。

ここまででゴム系接着剤を使い、組み立てて完成としました。

転てつ機は、土台部分がローカル駅舎と組み合わせが可能です。

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No,2128 ローカル駅舎の組立 まとめ

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次回 ローカルホーム完成とまとめ へ続きます。

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