ブログリレー(211)

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
(※内容の一部を訂正しました。スミマセン)


211回ってことで211系!
と洒落込みたいところですがね、お題がありますので(^^)

【 貴方にオススメする“塗装済キット” 】

とありますが、さてどうしたものか・・・


▲アタシのお勧めは『東急1000系』の塗装済みキット。

1000系は主に池上線、多摩川線、東横線で活躍。
その中でも3両編成で運用に当たっている池上線・多摩川線を。
画像では2編成分となっています。


▲1000系には大別すると2種類の前面が存在します。
左が1000N系と呼ばれる中央貫通扉タイプ、右は9000系と同じ前面の1000系。いずれも18m級の短い車体が特徴です。

さて、今回の記事ではアタシなりのイジリを交えての紹介ってことで、製品のストレート組立てではないことを予め伝えておきますね。

フツーに組み立てるだけなら2~3時間もあれば出来上がります。そのくらい手軽なキットでもありますが、3両編成程度ならそれほど手間ではありません。せっかくなんでグレードアップしてみましょうか。


▲お手軽改造のポイント。
付属する台車はTS-1004ですが、デハはこれでいいとしてクハはTS-1005になるので、見た目が少し変わります。
とはいっても難しいことは特にありません。


▲片押式の踏面ブレーキ(ブレーキパッドとシリンダー)をカットするだけです。
TS-1005はディスクブレーキのため、外見の印象がすっきりとしています。
この1000系3両編成ではパンタなし先頭車にのみ加工すればいいので楽なものだと思います。

で、次がチョッとハードな加工。


▲まずは1000系のクハ1000。今のところナンバーを貼っていませんが、1023Fを想定しています。
先述の台車の加工はもちろんですが、床下機器の組み換えで実車に近づけてみました。
※まだ途中ですが、連日少しずつ工作進めています。


※訂正箇所
▲デハ1200ですが、こちらの編成ではVVVFはご覧のように小型化されています。
部品も付属パーツから加工するのでは大掛かりなので、京急のVVVFパーツを一旦4分割したうえ、詰めて接着しました。
成型色がグレーなんで後ほど塗装します。この辺は資料が必要になりますね。
パンタはシングルアームなんですが、仮組みのため菱型が載ってます。


▲しんがりはデハ1300。
一部は東急9000系のパーツから流用して再現しています。このあたりは東急同士の互換性のある機器類が載っているようなので、探してくるパーツにも苦労しません。

※反対側はまだぜんぜん組めておらず、お見せできる状態にないのでスミマセン。

次は1000N。


▲デハ1300から見てみましょう。
VVVFの機器が台車に接近するようについています。製品状態ではクリアランス優先の設計になっているので、若干のデフォルメが入ってしまっています。接着面を一部加工してオフセットして取り付けています。また、台車の首振りに対応すべく機器の裏側は少しえぐってあります。


※訂正箇所
▲デハ1200。ここに動力車を設定しました。キットなんで先頭車にしてもかまいません。
床下の組み替えも行っていますが、キットに付属するパーツだけではリアルな再現は困難です。日ごろから集めているバルクパーツなどで補填します。
※記事UP後に気付いたのですが、どうやら撮影したときの中間車機器類がそれぞれ別の編成のものになっていたみたいです。こんなのばっかりでスミマセン。


▲クハ1000です。手元の編成は1013Fです。
まだ加工中なので、あともう少し機器類が加わります。
ボディは加工する予定がありませんが、コンパクトで手ごろなキットです。小加工からハードな加工までイジリ倒すには最適な製品だと思うのでオススメなんですよ。メーカー在庫も僅かにあるようです。お探しであればお取り寄せください。

ンなわけで最近東急車両ばっかり作ってる加藤でした。

次のバトンは鈴木氏にふりますよ。
18mの短い車両の反対で・・・

お題は 【 長 い も の 】 
で頼んだ!

デハ!

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