【東海型】ひので・きぼう

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

世間では「50周年」というキーワードで賑わっていますよね?そう、東京オリンピックから50年、新幹線開業から50年などなど。


▲155系は・・・いや50年なんて歴史どころじゃないですよ。この形式は1959年にデビューしているので新幹線よりも古いのです。
修学旅行用として落成したのですが、いまや修学旅行に使われる車両といえば専ら新幹線に置き換わってしまいました。
そんな新幹線とは特徴的な共通点がひとつあります。

それは座席配置。

155系も新幹線も、座席配置は2人掛+3人掛を採用しているところにあります。
もっとも、エコノミーキットでは室内表現がないので外見で楽しむキットとなってしまいますが・・・


▲パッケージ裏が組み立て説明図になっています。比較的組みやすいキットですが、パンタ無しモハの妻面配管を削れというなかなか難易度の高い切削作業があります。


▲もう若干加工してありますが、無性に作りたくなったので、俺流改造を施しちゃいます。
前面は幌枠が一体成型になっているので、実物との印象がそこで少し分かれてしまっています。そんなわけで削っちゃいました。


▲更には渡り板やライト周りも。ジャンパ栓収めも削除しました。どのくらい効果があるか、もうちょっと工作を進めないと見えませんけど、少しでも155系の顔に近づけようとしてみます。


▲ライトはレンズ入りにしたいなあ・・・なんて思ってたら、最近じゃこんなスグレモノが出ているんですよね。
今回はコレを活用します。


▲「東海型」という前面意匠は、国電の153系をはじめとするパノラミックウィンドウ+貫通扉といった形を指します。
画像は左からαモデルの115系(未塗装キット)、GM113系(試作ボディ)、155系(改造中)。

155系は113系や153系と違い、低屋根構造を採用していることから屋上は平たくなっています。そこへ低運転台という面持ちなので、他の形式に似ていながら独特なスタイルになっています。
なお、159系という改良型が登場しましたが、実は細部の寸法が155系と異なっているので、模型で組もうとすると結構大変な改造が必要です。チャレンジのし甲斐はありますが・・・


▲ひとまずがんばって造ってみます。
ちなみに湘南色の4連を想定しています。

キットはまだ小売店で手に入ると思います。ゼヒ造ってみてください。

デハ!

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