毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
バトンがやっとこ回ってきました。「リアル感」でか?
これは少し前になりますが、夏に製作した「東横イン」のハリボテサンプルです。
プラ板に印刷を施して組み立てただけの正真正銘のハリボテだったんですが、こうやって情景ジオラマにさりげなく置いただけでリアルさが出るのは不思議ですね。
▲さて、試作を繰り返すこと数回。「東横イン」のサンプルもここまで表現が出来ていることを見せられるところまで進みました。これは「イン」のほうに取り付けられる正面中央部分の手摺り。リアルに見えるけれど、実際には透明パーツに手摺りを印刷して表現しているんですよ。エッチングパーツとかではありません。でも良くできてると思いません?
▲これも試作ですが、今現在手元の試作よりひとつ前のバージョンですが、もうここまで再現されています。
見てください、1階エントランス付近の外装は御影石調の装飾がリアルに再現されます。
これも印刷によるものですが、実物を「撮影」し、質感表現としてタイリングして印刷したものです。リアルなのも頷けるはずです。3Dグラフィックスでいうところのテクスチャマッピングと同じです。
▲別アングルも。実にリアルだ~。
ちなみに看板のフォント(書体)も「東横イン」様より正式に許可をいただいていますので、ホンモノの縮小版になります。
▲裏手も抜かりなく再現。
窓の格子も印刷ですが、案外良く再現できていますよね。
エアコンの室外機にいたっては立体じゃなく印刷です。よって平面に描かれたトリックアートのようなものです。
やっぱり立体にしたい!って方はぜひ加工して究極の東横インを再現していただきたい!なんてね。
▲こちらは印刷の異なる「INN」のほうの裏手。
ベランダを外していますが、印刷はこんなかんじです。
ちなみに壁の表現もちゃんとテクスチャマッピング方式でしっかりタイリング表現されています。
▲本当はもっともっとリアルにしたい箇所なんですが、これ以上凝った造りにしてしまうとコストが倍増して1棟あたり1万くらいの物件になってしまうので、この程度の表現にとどめてあります。
お好きな方は是非屋上の配電盤キュービクルや室外機などを添えてディテールアップに勤しんでいただきたい箇所です。
東横インは12月竣工発売に向けて着々と建設中製作中です~。
さて。
太陽光はリアルに写すにはいいのですが、意外と難しいのです・・・
さ。次のバトンを中津サンに振ってみましょうか。
お題は・・・前回山田に出したのと同じく
【何かひとつ、製品化してイイヨって言われたら出してみたい車両は?】
で、訊いてみたいものです。
デハ!