毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
ここにふたつの東武6050系があります。
パッと見てすぐに解った方はマニアです!ええ。
↓とりあえず続きを見よう!↓
まあ、お判りかとは思いますが、左がかつての塗装済キットで、右が今回の新製品(試作)です。
満を持して・・・というか、古い製品をこうやってアップデートして出し直すというのは、べつに今に始まったことではありませんし、違うジャンルの模型メーカーでも行っている手法です。人気のある車両なんで、今の水準で出したいなぁ・・・って思うのはユーザーもメーカーも同じ思いのはずです。
▲出来の違いを比較してみましょうか。
本来こういうことをするのは野暮なことなんですが、どのくらい変わったのかをお見せしなくてはなりません。
ボディ側面の造形はだいぶ違います。特に窓周りは表現方法が異なっていますね。ガラスパーツに枠を印刷していたのがよくわかります。
▲トイレの明り取り窓。今回はボディに一段窪んだ彫刻を施し、印刷で表現しています。
▲キット時代は窓パーツに全てを盛り込んでいます。
どっちのほうが「らしく」見えるか、企画ではその意図をもって表現手法を選択しています。
▲さて、先にキットの方の屋根を見てみましょう。
8000系の共用パーツの屋上機器で飾られます。ベンチレーターが多いですが・・・
▲こちらが今回の完成品のもの。ベンチレーターが撤去されて少しだけすっきりしていますが、屋根にはベンチレーターの台座が残った状態を再現されています。(上の画像と比較して、もともとベンチレータがあった位置にあたります)
▲保存状態に難がありますが・・・幌にボディと同じ塗装を施してディテールアップしてありました。
今度の完成品では幌は付属しますが、こういう塗分けまではされませんので、ユーザー加工で差をつけていただければ。あ、渡り板が別パーツなのが特徴的ですね。完成品ではボディにモールドされます。
▲だいぶ印象が違うところがありますけれど、やっぱり現代の水準で作られたものの方がよくできています。
なによりライト点灯可能ですので。(ライトは白色LED採用でより明るくなっています)
発売時期は12月。
これ、最近の傾向ですが、店頭で予約されない方が「買えなかった」っていうケースも増えてきています。
メーカーとしては十分な数を作っていますが、それでも足りなくなるのは「予約から予測できる確実な数量」が読み辛くなっていることも一つの例として考えられます。
確実に入手されたい方は予約をお願いいたします。
デハ!