修理部 名野です。
さて、今回で15回目になる動力メンテナンス法、
いよいよ最終回です。
前回までで、キット用の旧タイプ動力の組立まで完了しましたが、
今回は、その旧タイプ動力の動作チェック時の症状と解決法です。
動力メンテナンス第8回。
新年最初の今回からは、キット用動力のメンテナンス方法です。
完成品動力のメンテナンスはこちら。
・第1回 動力台車の安全な外し方
・第2回 車輪のヨゴレチェック
・第3回 台車フレームのチェック
・第4回 各ギア部のチェック
・第5回 台車の組立とグリスアップ
・第6回 動力台車取り付け時の注意点
・第7回 動力カバーの交換
今回ご紹介の動力ユニットは、エコノミーキットで指定されているタイプ。
昔ながらの製品で、30年程生産され続けています。
しかし、古いからといって侮ることなかれ!
ちゃんとメンテナンスしていれば、昔の品でも十分に動くのです。
では、各部をチェックしながらやってみましょう。
修理部名野です。
さて、動力メンテナンスの方法も今回で7回目です。
前回までのおさらい↓
・第1回 動力台車の安全な外し方
・第2回 車輪のヨゴレチェック
・第3回 台車フレームのチェック
・第4回 各ギア部のチェック
・第5回 台車の組立とグリスアップ
・第6回 動力台車取り付け時の注意点
今回は、動力台車を固定するツメが破損し、はまらなくなってしまった場合の対処法です。
前回も出た画像ですが、こんな風にツメが折れてしまったり、つぶれてしまった場合。
この台車固定用のツメは、動力ユニットの「フタ」に当たる部品と一体になっています。
さらに、柔軟性を持たせる為に、接着剤の効きにくい材質を使用しています。
つまりは、一度こうなってしまっては修復不可能なわけで・・・
思い切って部品を交換してしまいましょう!
それでは、外し方から。