ブログをご覧になっているみなさん、こんにちは。商品管理スタッフ U です。
カタログより詳しく分厚い内容で紹介している・・・
西武2000系塗装済キット、パーツごとに紹介するのもこれで最後です。
車体などを観察してまいりましたが、小物パーツへと目をうつしてまいります。
透明パーツのうち、側面ガラスです。
左が中間車用。右が先頭車用です。
サッシ部分は予め銀色の印刷済です。
中央部の窓、1枚だけサッシがなく、もれなく表現しています。
4両編成トータルセットには「動力ユニット」が付属します。
このタイプの動力はTOMIXの室内照明ユニット取り付けに対応しています。
動力は発進時の安定性向上のため、画像に見える金色の軸部分を改良。
手前の台車フレームは集電能力向上のため、メッキを施しています。
内蔵されるモーターも改良しております動力です。
もうひとつの透明パーツは妻面ガラスです。
貫通扉は印刷で表現されています。
ドア窓の支え、黒いHゴムも省略することなく表現しています。
貫通扉がない車両は左側のパーツを使用します。
前面ガラスは黒色のHゴムとワイパーやサッシも印刷にて表現しています。
この小さいパーツはライトパーツと方向幕部分です。
ヘッドライトの表面は実物同様「曲面」となっていますので、組み付ける前に注目してみてください。
床下機器はこの3種類が封入されます。
そのうち、4136-Aのグレー成型は床下機器として初登場。
西武以外にも用途が多そうなパーツです。
付属するパンタグラフはPS-16Nです。
以前は金属の板バネを使用していましたが、改良されご覧の通りフリーストップ、すなわち上昇具合を自由に設定できるようになっています。
パンタ台座部分の樹脂パーツも以前のものとは交換されことなります。
よりスケール通りに、彫刻も精密になっています。
すべてのセットには必要数分の台車が付属します。
台車は「FS372」です。
台車の彫刻にもコダワリがみられます。
この角度からご覧いただくと奥行き幅が深く、厚みのある台車枠の表現(設計)がなされていることがお分かりいただけると思います。
今回はキットを作る方への小さな配慮も。
右は先頭車用の台車です。取り付ける前にカプラーをカットする必要がりましたが、予めカプラーのない枠に設定されています。
屋根上の彩る小物パーツもたくさんあります。
私鉄では珍しいグローブベンチレーターはこのパーツを取り付けます。
サブマリンゲート式ですので、カット面の処理が簡単です。
クーラーは銀色に塗装済です。
メッシュやサッシも細かく彫刻されており、側面の突起4つが全体的に右に寄っているのがお分かりいただけると思いますが、取り付けの際には向きがあるので注意が必要です。
ヒューズボックスは大小の2種があります。
こちらは大きいタイプのヒューズボックスです。なお取り付け部分の屋根は穴が始めから開いておりますので、ピンバイスの準備は不要です。
先頭車につきますスカートパーツと台座部分は2ピース構造です。
別売のライトユニットを組み込み、ライトの点灯化が可能となっています。
また集電タイプの台車と床板を使用しますので、TOMIXの室内照明ユニットにも対応しています。
TOMIXのTNカプラーもスカート台座に組み付けることで使用することができます。
いかがだったでしょうか、紹介すべき特徴が盛りだくさんの「西武2000系塗装済キット」。
完成品とは異なり作る楽しみ・発見がある内容です。よければ工作にチャレンジしてみてください。