ブログをご覧になっているみなさん、こんにちは。商品管理スタッフ U です。
前回はこの商品の部品構成をざっくり解説しましたが、今回は
パーツごとに特徴を観察していきます。
先頭2両セットや中間2両セットなどがありますが、まずは基本の4両をベースに開封してみます。
ボディは先に発売された「CROSSPOINT 未塗装キット」とは異なり、側面に方向幕が設置されたタイプです。
いつもなら先頭車なのですが、今回は中間車から。
なかなか中間車といえど見飽きない表現がなされています。
中間車はパンタ搭載車と搭載しない車体の2種類です。
まず一方の妻面を見ると。
左がパンタ搭載車。右が登載しない車体です。
反対方向を向けると、配管配置が異なったり、パネルの有無など特徴が再現されています。
特に妻窓を越える配管は見所です。
側灯は単なる凹凸ではなく、台座とカバー部分を細かく彫刻にて立体化しています。
「CROSSPOINT」の未塗装キットにはなかった側面方向幕も見えています。
中間車に対応した屋根のモールドも注目していただきたい点です。
こちらはパンタを登載しない中間車の屋根です。
パンタ登載車の屋根と比べるとかなり大人しい印象です。
パンタ付近を側面からご覧ください。
ランボードと支える足が表現されています。これは工作の上でめんどくさい別パーツとなっているわけではありません。
屋根との一体成型でカッチリと形状を再現しています。
ヒューズボックスや屋根上を縦横無尽に這う配管も彫刻。
配管は屋根の前後に渡って走っています。
いわゆる「前パン」の先頭2両編成はカッコよく、見ごたえ一杯な塗装済キットとなっています。
つづく。