ブログをご覧のみなさん、こんにちは〜裏方のスタッフ iです
前回のつづき
床下を塗装表現でリアルにしていきます
「影」となる部分を中心につや消し黒を吹きつけ・・・
このままだとモノトーンで明暗のみの表現、実感にかけます
実物の汚れた色調をよく観察しつつ、今回はクレオスMrカラーNo.41を選択
均一に薄く、何回かに分けて塗装していきます
下地の黒によって「明るい茶色」〜「暗い黒っぽい茶色」部分が表現できます
塗る範囲は全部ではありません
影の部分は余り塗料を乗らないよう考えながら、表面を中心に吹きつけます
↑のとおり裏面に至ってはブラウン塗装をしていません
表面を吹く際に適度に飛び散った茶色がついている程度
台車や正面の連結器も凹凸の凸部が茶色くなる程度、溝やモールドに茶色い塗料がいきわたる前に塗布をやめます
このような感じです
屋根もモノトーンではあっさりしていたので、黒を吹き付けた範囲内で軽く上塗りをしています
さて、これでそれらしくなったので終わり。
ではありません
↑比較してみてください、上下の床下機器の立体感
というわけで?のドライブラシに進みます
準備するものはTAMIYAエナメルと筆
筆は毛先を短くカットしています
ドライブラシとは、モールド凸部や角部分に明るい色を乗せ立体感を出すための手法で〜
短いタワシ状の筆に一度塗料を染み込ませ、画像のように筆から塗料をふき取ります
ふき取り具合は↑のように、「えっ・・・塗る塗料が残ってないでしょ」というくらいふき取ります
筆の準備ができたらまずはエッジ部分に叩きつける(こすりつけて置いていく)ようにします
機器箱のエッジがクリームぽっくなってきているのがわかりますでしょうか
これは機器箱の手カケ部分にドライブラシ、平面なのでチークを塗るような感じで行いつつ
実物写真と照らし合わせ、アレンジしつつ行いながら床下機器/台車を立体的な誇張を行います
前面の連結器はエッジ部分が多いので有効です、上下の車両を比較してみてください
これにて作業完了です、遅く起きた休日に「さんまのまんま」を見つつ夕方のニュースが始まる前に完了、しめて数時間で行えました。
次回アップは鑑賞会?です。工作の参考にどうぞ
つづく