毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
【自由研究】とは、また懐かしい響きですなあ・・・。
▲EVOの103系、もう皆さん組んでみました?
ストレートで組み立てるもよし、コテコテにいじり倒すもよし、愛でてよし、食べてよし。
食べて・・・?
自由研究ということなので、非冷房の103系を作るにあたって、研究してみようと思います。
これって・・・夏休みの宿題か?
▲先日までは夏のイベントに合わせて作例を作っていましたが、今度はあくまでも個人用に非冷房車に挑戦しております。今度は手摺の植え込みまで行ってます。
題材はまたしても青梅線ですが、非冷房でTc,M,M’,Tcの編成に。
じゃ、さっそく。
いきなり手を動かし始める前に、事前にちゃんと調べておかないと案外落とし穴があったりするのでご注意を。
知っているようで知らなかったことって多いと思います。アタシもそのうちの一人。
温故知新てことでもう一度よく調べましょう。
▲これはモハ102の図説です。
※全車種の解説をやると大変なので、1つに絞って要約しますね。
側面で加工しなければならない箇所を洗い出します。方向幕がないのが初期型の特徴ですが、それ以外で特に青文字になっているルーバーは要注意!
(うっかり削ぎ落として涙を見たのはナイショだゾ。)
ほかの注意点は側灯の数、号車札受けの削除があります。
ほかのクハ103、モハ103、サハ103、クモハ103についても個々でよく調査してみてください。
▲いざ実践!
方向幕の埋設からいってみますか。プラ板で塞ぐのもアリですが、製品付属の方向幕窓パーツを接着して表面を均す方法もあります。
▲製品のモハ102にはコレがあるんです。
いままでの製品でコレを表現したものはなかったはず。でも非冷房車には不要なので削ぎ落とします。
赤文字で書いたように銘盤もいっしょに落とさなければいけないので、こだわる方はエッチングパーツなどを用意しておいたほうがいいですね。
▲前面も非冷房車ならではの特徴があります。
方向幕の位置って、冷房改造車と違うって知ってました?冷房改造車は車体中央寄りに設定されていますが、非冷房車は外寄りに設置されているのでオフセット加工が必要です。中央側のフチをプラ板で埋め、外側のフチを僅かに削ります。
前面の通風孔は年代や車種、配属の路線によって「開口しているもの」「塞いだもの」「完全に埋めたもの」の3種類が存在しました。再現したいものをよく調べてから加工を行いましょう。
前面のルーバーはサードパーティからエッチングパーツが発売されています。
▲非冷房にしたい方のために・・・ということでキットでは最初からベンチレーター基部がモールドされているんです。そう、非冷房車にするにはランボードだけ削ればいいのです。
※屋上手摺は説明書に従って正しく削りましょう。
▲工房「猫の額」では工作が進行中。ほかにもいろいろ並行していますが、とりあえずしばらくは103系三昧で。あ、ジャンパ栓はBONAのものを使っています。前面手摺はトレジャータウン製。
下回りは前回同様KATO製でそろえました。
9月は連休も多いので工作に勤しむことが・・・できるといいですね。
そんなわけで工作の研究でした。
さて、103系といえば国鉄新性能車両の一つにあたりますね。
それではここでリレーの走者を山田に振ってみましょうか。今回初参戦だ!
お題は【 新 性 能 】で、とりあえずヤッテミヨ~♪
デハ!