毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
JAMも終わりましたが、会場にて発表しました再生産のクモニ83-100番台。
とりわけて特別な扱いというほどではないかもしれませんが、ここ最近各社から飯田線の旧型国電の製品がぼちぼち出始めているので、一緒につなげたり並べたりできる車両としてグリーンマックスから発売しているこの形式を再生産する運びになりました。
ちょうど品薄になっていましたので、11月ぐらいには出荷できるように調整していきます。
▲スカ色の旧型国電との相性はバッチリ、だいたいどんな形式ともつながっていました。(52系流電とは並ばなかったような・・・?)
この画像にもあるように、当時飯田線に投入が始まった119系との並びもありました。
この飯田線に配属されたクモニ83の3両のうち、製品化されたのは102番のみですので、2両以上持つとなると車番がかぶってしまいますよね?ならば車番違いが出るまで待つか、いっそのこと表記を書き換えてしまうか・・・
▲少し手を加えれば再現できるものなので、思い切ってやってみようと思います。
工作される方はあくまでもヒントとお考えいただき、自己責任にて加工の方はお願いいたしますね。
さて、クモニ83-100番台ですが、飯田線に配備された3両は東海道本線/山陽本線にいたクモユニ81の改造車なのはご存知でしょうか?郵便室を撤去したことでクモユニ⇒クモニに改番されたものなのですが、実は3両とも個体差があるのです。
所属した101、102、103番のうち102が製品のプロトタイプなのですが、ここでは103番を再現しようと思います。
▲どこを改造するかというと、表記類の位置を移設するだけなのです。どう違うのかは画像のとおり。
移設といってもシールをはがすのとは訳が違いますので、やり方としては薄いシンナーなどで一旦表記を消し、色がはがれてしまった部分はタッチアップや再塗装で補います。青15号は最も近いFARBEの青15号にダークブルーを少量混ぜて調色するのがいいかもしれません。こちらのエンドは荷物表記の位置と車番を変更。
▲こちらは車番の位置も変更になります。
※アタシの作例は微妙に青15号の色がおかしいのですが、あんまり気にしないでください(汗)
▲実際に102と103が重連になった運用もありますので、再現したい方も多いはず。
▲クモニ13はキットからの組立て。製品も完成品で出す予定は今のところありません。
飯田線にいた026番車を作ったものです。キットのストレート組みでは一部ディテールが異なるので加工をしました。
パンタ側の妻面の配管は空気作用管と母線がキットのモールドと逆ですので植えなおし、屋上の配管カバーを新造、パンタグラフはPS11なのでTOMIX製のものを使いました。
▲今更ながら、色がいまいち良くなかったなあ・・・正直塗りなおしたい。
▲飯田線が旧国の聖地と呼ばれていたあの時代を、この機会に再現してみてください。
いまや殆どが完成品で手に入る時代ですが、ちょっとした加工でもっとバリエーションが増やせることもあります。
クモニ83-100番台の再生産も是非よろしくお願いいたします。
デハ!