毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
9月発売予定になっている京阪7000系 7004Fの試作サンプルを何とかする!計画。
試作といっても殆どの部品が既存の部品で構成されているのですが、部品自体は7000系でも6000系でもある特殊な車輌で、基本的にはこれらをうまく組み合わせて再現することになります。
▲本社からひとまず猫の額工房に回送してきました。
これから改造工作して7004Fを組み上げて行きます。
▲ある程度は本社で組み立ててきましたが、床下機器や細かいパーツ類、一部の塗装を施す必要があります。
基本的に7000系と6000系の「二個一」+αで構成されます。
▲車輌の構成はこのように資料にまとめられています。複雑なのは主に床下機器。
既存の部品を「組み合わせ」て再現します。
▲ところで7004F(7004番編成)ってどんな特定編成なの?
そんな疑問も多いかと。
解説するのが難しいのですが、ものすごく大雑把に説明すると、京阪7000系の中でも6000系ベースで、VVVFを搭載している編成です。前後で前面形状が異なり、出町柳方向が6000系同様の意匠となっています。
ちょっと端折りすぎですが、かなり特異な編成なので注目されている車輌です。
▲左が7000系の前面、右は6000系の前面。フロントガラスの傾斜が違うのですぐにわかりますね。
なお6000系ベースでありながら先頭車はVVVF搭載のためパンタは1基のみの搭載に変更されています。
よって、単に6000系キットからは再現できませんので、7000系の屋根を使います。
▲7両分の床下機器を接着していくわけですが・・・
ちょっとここでワンポイントアドバイス。
このキット(6000系や7000系でも同じです)、床下機器を床板に接着する際、接着面が浮いてしまうといった癖があると思います。上下に貼り合せる床板と床下機器の接着基部の厚みが異なるためです。そこで床下機器パーツの接着面にt0.3mmのプラ板を挟み込んで接着することをお勧めいたします。
さて、そんなわけでEVO103系の作例の途中ですが、試作品の工作にも時間を割かなきゃならない猫の額工房からでした!
デハ!