修理部 名野です。
EVO103系、ついに発売になりました。
皆さんは、どの103系にしますか?
そんな中、塗装済みキット改造の広島103系継続中です。
前回までで、床下が完成しました。
今回は屋根まわりの仕上げにいってみましょう。
まずはクーラー、ベンチレーター等を塗装。
クーラーは、取付足を埋め込んでいる関係で表面処理が必要です。
プラ棒を貫通させた箇所が消えるまでひたすら磨きます。
細かな穴がある場合は、ごく少量の瞬間接着剤で埋めます。
サーフェーイサーを吹いて問題なければ塗装です。
屋上機器の色、だいぶ明るめなグレーです。
色は、クレオス「THE GRAY」セットの「グレートーン3」を使用しました。
アンテナやベンチレーターは特に加工してないので、そのまま塗装します。
次に屋根。
ランボードを削ったり、接合をしているので、その表面を整えます。
#400の耐水ペーパーで水研ぎ後、一旦サーフェイサーを吹きます。
乾いたら#800~#1000程度で再度磨いて平滑に。
このとき、屋根肩のラインが乱れないように注意します。
クモハ屋根の切り継ぎ箇所や、
元のクーラー穴を埋めた箇所もこの通り。
平滑にした後は、もう一度サーフェイサーをやや濃い目に溶いて塗装。
少々ザラついた感じを出します。
できたら塗装です。
実車の屋根は塗り屋根になっているので、キットのままでは色が濃いようです。
ここは、私鉄電車のようにGM9番で塗装してみます。
乾燥したら、屋上機器を取り付け。
一旦ボディに組み込み、色合いを見ます。
まずまずではないでしょうか。
これで屋根も完成です。
次回はボディの仕上げです。