大山通信をご覧のみなさま、こん××は。
商品企画・支給品担当の鈴木でございます。
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今回は、直通運転(乗り入れ)の先駆けとなった「都営地下鉄5000形」について書きたいと思います。
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さて、そろそろ一般小売店様へ配給された頃と思いますが、皆様はご覧になりましたでしょうか?
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今回のプロトタイプは、その名の通り「登場時」。
パッケージも当時の路線図をイメージして作成しました。当時は「浅草線」と云う名称ではなく「1号線」と呼ばれていましたが、昭和53年に一般公募により「浅草線」と称されました。
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それでは、じっくりと眺めてみましょう♪
「5035」の側面。
見た目は従来製品と変わりはありませんが、昭和35~37年の姿をプロトタイプとしているので、その違いが顕著(?)に現れていると思います。
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前面の意匠。
行先表示は”東中山”で設定。当時は その駅止まりでした。その頃は”普通”の表示も無し…。
さて~お気づきでしょうか? 先頭部のダミーカプラーが「黒色」になっています。従来製品との識別点の一つですね。
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ちなみに、都営の場合は、僅か数年後に黒色から灰色に改められましたが、乗り入れ先の京成電車の場合は1990年代まで黒色でした。
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側面にも違いが見られます。客扉の靴摺り部の色が異なります。
これは、当時「真鍮」の素材で出来ていたためで、晩年期のようなステンレス製ではありませんでした。製品では、その箇所を再現すべく、金色の印刷を施しました。本来なら「銅色」で印刷するところですが、より強調させるべくアレンジが加えられています。
ちなみに、少し古めのエレベーターの靴摺り部も真鍮で出来ていますよね?
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続いて屋上を見てみましょう。今では当たり前(?)の列車無線アンテナが設置されていません。
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昭和35年頃の姿…もちろん私は生まれていません。でも、模型を通じて当時を想像しながら楽しむ…きっと有りでしょう。
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◆No.4466 都営地下鉄5000形 登場時 先頭車2両セット
¥11,550(本体価格¥11,000)
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それでは、良い休日をお過ごしください♪