修理部 名野です。
広島103系製作。気づけばもう6回目になってしまいました。
なかなか終わりません・・・。
前回、不穏な空気を醸した妻面貫通扉パーツ。
今回ベースにした103系関西型に使うには、やや大きかったようで、
当ててみても幌枠の中に入りません。
元のドアをくり貫き、金属用ヤスリを使って、ドアパーツを枠に入るまで削り込み・・・!
横幅は、一回り小さくするとちょうど良いようです。
側面ドアもそうですが、はめ込んだら裏から瞬間接着剤を流し込んでおきます。
さあ、金属パーツをどんどんつけていきましょう。
次はルーバー。
キットそのままは、モハユニットにルーバーの印刷が入っています。
今回、加工でクモハに仕立てた先頭車には、特徴的なルーバーを設置する必要があり、
そうなると印刷状態のモハではバランスが合わないので、両方取り付けます。
国電用ルーバーは、ガレージメーカー各社から出てますが、今回入手できたこちらを使います。
該当部に貼っていきます。
パーツの裏面をヤスリで荒らしておくと多少強く接着できます。
接着剤がはみ出すと悲惨なので、つける量は控えめに。
そして、最後にサボ受け。広島地区所属の103系は、割と近年まで側面方向幕を使用しなかった関係か、サボ受けが付いているのが特徴です。
これもせっかくなので取り付けます。
D:種別・列車名札差新型
これを側面ドアの車端部よりに点対称、全車に。
G:行先札差・サボ空状態
上のパーツの反対側は、この横長サボ入れを同じく点対称全車に。
細かい位置は、実車を確認しながら決めていきます。
これらの細かい部品切り出しはデザインナイフで。
当然、金属部品を切り出すので、切れ味が悪くなったら刃を交換します。
これでボディ周りの加工は完了です。
次回(進めば)塗装編です。