鋭意開発中です!! 京急600形

スタッフブログをご覧のみなさま、こん××は。

スタッフのSです。

グリーンマックスの新製品「京急600形」は、設計が順調に進行しています。

今日はそれを話題にしましょう。

アクセス特急に充当される606編成。

     

まず、皆様にご覧いただくのは、品川方先頭車です。上段が1〜3次車、下段が4次車です。

特に、4次車の窓のピラー(黒い支柱)の位置の違いが明確に判りますね。

この図面(CAD図)は開発段階のものであり、変更される場合がございます。予めご了承ください。

この600形で、案外見落とされがちな点(気づかれない)として挙げられるのは、客扉の窓の天地寸法。

上記の図面を良くご覧頂きますと、客室窓の天地寸法より僅かに大きくなっています。このように、窓間を線で結ぶと良く判りますね。

「えっ?」と思われた皆様は、実車をご覧いただく機会に是非とも見てみてくださいね。

模型では僅かな差ではありますが、ここはしっかり再現しています。

     

なお、この窓の銀縁は、ガラス側に彫刻して再現いたします。

一般色(便宜上の表現)は窓周りがアイボリーなので目立ちませんが、BLUE SKY TRAINの場合、画像のように案外目立ってしまいますね。

     

また、客室窓の黒い縁は、客扉とは逆に”車体側”に再現しています。

これには、私自身それなりの意図で設計に反映しましたが、これについては後日といたしましょう。

     

続きまして前面を取り上げてみましょう。

この前面は、新1000形および2100形とほぼ同じ形状となります。そのため、現在発売中の両形式の金型を使用いたします。

但し、通過表示灯(識別灯とも言いますね)と尾灯は、左右反転前になるので、その点はしっかり再現いたします。

ちなみに…この画像では、602編成の正面と、図面の線画を合成しています。

歪みで僅かな差が生じていますが、ほぼ合致している事が、この画像でお解かりいただけると思います。

     

こうしてブログを書いている間にも、屋根板などの部品の作図が行われ(一部、私自身も作図を行っていますが…)、確認→金型製作に入っていきます。

入念な取材と打ち合わせにより、こうして形になっていきます。

      

また、設計で進展しましたら、ここに書きたいと思います。

それでは、今日はこの辺で…Sでした。

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