信号機を量産します 4 完成まで

 出荷担当の関根です

前回 細部塗装までできました。今回で量産型信号機 最終回です。

以下のリンクでここまでの過程がご確認いただけます。

1 パーツの切り出し  2 スプレー塗装  3 細部塗装

 

接着剤を使って組み立てます。

「 接着剤 」で検索しますと

プラスチック用接着剤、瞬間接着剤、ゴム系接着剤、エポキシ接着剤、木工ボンド、他

様々な種類があることがわかります。

それぞれ使用の際、用途・利点・注意点・欠点があるようです。

 

今回の作例はゴム系接着剤(中身の黄色い強力タイプ)を使って組み立てました。

利点

 ・接着剤がはみ出した場合、 ようじでクルクル巻き取りができる

 ・プラスチック専用液体接着剤を使った場合、しっかり固定してしまう為、

  将来分解したくなったときパーツごと割れる可能性がある

   ゴム系であれば乾燥後でもパーツを壊さずばらす事ができます

 ・塗装済みのパーツにゴム系接着剤がはみだしても塗装面が犯されない

 

欠点

 ・接着剤が糸を引く ・臭いがある ・チューブから余計に出てくる 

 ・キャップ回りの接着剤をきれいに保たないと固まって閉まらなくなりやすい

 ・極少面積には使いにくい

 ・完全乾燥後もパーツが動く (←利点になる時もあります)

等々他にも扱いづらい点もありそうで、この接着剤を嫌う方もいらっしゃいますが

塗装の済んだストラクチャーパーツの組立にはお奨めしたい接着剤です。

 

まず仮組みして接着面を確認し、爪楊枝を使い支柱の下に接着剤を塗り

土台の穴に差し込みます。

支柱が垂直に立っているか正面、側面から確認しながら組み立てました。

 

次に点検台とはしごをゴム系接着剤で取り付けました。

 

▼4燈式信号機 現示パターン例① 減速型

  左から  停止   注意   減速   進行

 

▼現示パターン例② 警戒型

  左から  停止   警戒   注意   進行

鉄道会社によって現時パターンが異なります。 

 

 

JR東日本大宮駅3・4番線ホームより

信号機の他に色々標識があります。

製品パッケージに標識の印刷がありますので使ってみます。

直線部分はステンレス定規とデザインナイフを使い、印刷ぎりぎりのラインを使わない部分も含めて大きく切り出しました。

 

丸部分は台紙全体を少しずつ回転させながらゆっくり切り取ります。

切り取り作業中です。

ステッカーではないので、ベースを必要とせず設置できます。

そのかわり、断面に厚みがありますので、気になる場合は色ペンで軽く塗装すると

目立ちません。

ゴム系接着剤にて貼ってみました。(イメージです)

No,2185 3燈式信号機 5本入 ¥735(税込み)

No,2186 4燈式信号機 5本入 ¥735(税込み)

遠景に配置する場合や、とにかく早く完成状態が見たい方へのご紹介で、

パーツの整形処理と塗装工程を簡略化した作例でした。

 

 

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こちらは時間をかけてじっくり作ってみます。

 

 

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