大山通信をご覧のみなさま、こん××は。
商品企画・支給品担当の鈴木でございます。
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さて…久々にバトンが回ってきました(笑)
お題目は【オススメの工具】というコトで~!?
原型を作成した上で複製したレジン製の客扉に、プラペーパーで自作した乗務員扉…先が見えなくなった(?)京成クハ2100形。
手を止めて、約10年近く経過しています…。コレを製作するにあたり、様々な工具を使用しました…確か(笑)
では、手を休めていた私が書くのも何ですが、オススメの工具をご紹介しましょう!!
コレです!!
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自 作 工 具 ! !
いやいや…決して冗談ではないですよ。
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手を休めている間、模型業界の工具類は様々な進化を遂げて、種類が豊富になりました。
正直、私も驚きを隠せません…。
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今回は、自作「棒ヤスリ」をご紹介したいと思います。
市販の工具と比べると、遥かに小さいですね。
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では…なぜ、このような工具を自作する必要性があるのでしょうか?
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例えば…切り継ぎ加工を行う場合。
画像の「○」印の箇所のような、微妙な窓の面取り(いわゆる”C面”)を修正する場合。
良くご覧頂くと、ズレが生じていることがお解り頂けると思います。
かなりシビアですよね…。少しでも削り過ぎてしまうと、長時間に及んだ作業も台無しになります。。。
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で、修正作業を行うワケですが…
窓の幅に合わせたヤスリを用意するもの手ですが、この作業のためだけに買うものリスクを伴いますよね?
シビアな作業を行うにあたり、枝の長いヤスリを使用するとバランスが取りづらい点があります(個人差があると思いますが…)。
また、この作業に相応しい工具が見つかるかも分りませんよね?
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そこで?
その作業に相応しい工具を自作する…と、いうコトです!!
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微量な作業のため、ご覧に様に持ちやすい様に作ると良いでしょう。
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ヤスリに掛ける力は程々として、少しずつ修正します。
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”C面”が揃いました。削っては確認…その作業の繰り返しです。
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ちなみに、この工具の作り方を簡単にご紹介しますと…?
①紙ヤスリ
②プラ版(作例は1.0mm厚を3mm幅に切り出し)
③両面テープ …コレだけです!!
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ヤスリの裏面に両面テープを貼り付けます。そして、プラ版を切り出した後、その幅に合わせた紙ヤスリを貼り付けます。
すると?
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完成です!!
ちなみに、画像:左側は使い古いの状態。そのような場合は、張替えでOKです♪
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余談ですが、これも工具…と言うより治具です。用途は…まだヒミツ(笑)
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いかがでしたか?
製作する対象物に合わせて、工具を自作する…工作全盛期な頃の人間なので(?)自作工具は当たり前に様なものでした。
5~10分もあれば作れてしまう簡単な工具です。是非ともお試しくださいね♪
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さて、次のお題ですが…
ここ数年…「その類」の作品、あるいは、「その類」の部品を駆使した作品…すっかり見かけなくなりました。
メーカーに人間としては、正直複雑な気持ちですね。。。
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池田サン…「この類」に関して、もしかしたら書けることを信じて…
「自作」
よろしくお願いいたします!!