ブログリレー(75)

大山通信をご覧のみなさま、こん××は。

商品企画・支給品担当の鈴木でございます。

さて…久々にバトンが回ってきました(笑)

お題目は【オススメの工具】というコトで~!?

原型を作成した上で複製したレジン製の客扉に、プラペーパーで自作した乗務員扉…先が見えなくなった(?)京成クハ2100形。

手を止めて、約10年近く経過しています…。コレを製作するにあたり、様々な工具を使用しました…確か(笑)

では、手を休めていた私が書くのも何ですが、オススメの工具をご紹介しましょう!!

コレです!!

自 作 工 具 ! !

いやいや…決して冗談ではないですよ。

手を休めている間、模型業界の工具類は様々な進化を遂げて、種類が豊富になりました。

正直、私も驚きを隠せません…。

今回は、自作「棒ヤスリ」をご紹介したいと思います。

市販の工具と比べると、遥かに小さいですね。

では…なぜ、このような工具を自作する必要性があるのでしょうか?

例えば…切り継ぎ加工を行う場合。

画像の「○」印の箇所のような、微妙な窓の面取り(いわゆる”C面”)を修正する場合。

良くご覧頂くと、ズレが生じていることがお解り頂けると思います。

かなりシビアですよね…。少しでも削り過ぎてしまうと、長時間に及んだ作業も台無しになります。。。

で、修正作業を行うワケですが…

窓の幅に合わせたヤスリを用意するもの手ですが、この作業のためだけに買うものリスクを伴いますよね?

シビアな作業を行うにあたり、枝の長いヤスリを使用するとバランスが取りづらい点があります(個人差があると思いますが…)。

また、この作業に相応しい工具が見つかるかも分りませんよね?

そこで?

その作業に相応しい工具を自作する…と、いうコトです!!

微量な作業のため、ご覧に様に持ちやすい様に作ると良いでしょう。

ヤスリに掛ける力は程々として、少しずつ修正します。

”C面”が揃いました。削っては確認…その作業の繰り返しです。

ちなみに、この工具の作り方を簡単にご紹介しますと…?

①紙ヤスリ

②プラ版(作例は1.0mm厚を3mm幅に切り出し)

③両面テープ …コレだけです!!

ヤスリの裏面に両面テープを貼り付けます。そして、プラ版を切り出した後、その幅に合わせた紙ヤスリを貼り付けます。

すると?

完成です!!

ちなみに、画像:左側は使い古いの状態。そのような場合は、張替えでOKです♪

余談ですが、これも工具…と言うより治具です。用途は…まだヒミツ(笑)

いかがでしたか?

製作する対象物に合わせて、工具を自作する…工作全盛期な頃の人間なので(?)自作工具は当たり前に様なものでした。

5~10分もあれば作れてしまう簡単な工具です。是非ともお試しくださいね♪

さて、次のお題ですが…

ここ数年…「その類」の作品、あるいは、「その類」の部品を駆使した作品…すっかり見かけなくなりました。

メーカーに人間としては、正直複雑な気持ちですね。。。

池田サン…「この類」に関して、もしかしたら書けることを信じて…

「自作」

よろしくお願いいたします!!

 

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