「塗装」で廻ってきましたブログリレー、第68号を池田が担当させていただきます。
副題的に「未塗装に色をのせる・・・」とあるのですが・・・。
こんな感じでしょうか。
一番左が未塗装、右二つが塗装をしたものです。
単色の場合は比較的簡単に塗装できますが、色によっては下地によって発色が変わってきます。
たとえば上記の作例の場合、プラの成型色がアイボリーなのでセイジクリームを直接塗装しても発色は悪くは無いのですが、
これはどうでしょうか↓↓↓
グレーの成型色に直接セイジクリームを塗装すると本来の発色が出ないのが分かります。
2色以上の塗装の場合には塗装する順番によって彩度が変わります。
また、帯状の塗装をする場合、同じ色でも帯の太さによって色合いが違って見えます。
目の錯覚に近いものですが、1/150のNゲージサイズにしたときに最もそれっぽく見える色調にするのがポイントです。
実車と同じ色を模型に塗装しても実車の雰囲気は出せないわけです。
そのあたりが塗装の深いところでもあり、面白い点でもあります。
これは下回りの塗装例。
下側の未塗装だとプラの質感そのままですが、塗装することによって見栄えが大きく変化します。
車輪も同様、未塗装の銀車輪に側面のみプライマー処理後に塗装をすると落ち着いた感じになります。
Hゴムや窓サッシの色さし、ベンチレータやアンテナなどの塗装なども一つ一つしっかり行うと良いです。
焦らずに丁寧に作業することが良いモデルを作る秘訣です。
技術的には先人たちが作ってきた技がたくさんあります。
現在ではそれをもっと使いやすくするための便利なアイテムが様々なメーカから発売されています。
鉄道模型は趣味であり、楽しむものです。
「塗装」も模型創りの楽しみの一つなんですね。
話が大きくなってきたのでこの辺で失礼します。
お題を回しましょうか・・・。そうですね~・・・
未塗装・・・、塗装・・・、ときましたので「仕上げ」といきましょうか。加藤サンに!