ブログリレー(65)

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

お題が回って(返って)来ましたよ…。なんでかまたこちらに戻ってきました。
【 荷 電 】ですって?


▲ウチの荷電を集めてみました。
まあこれはグリーンマックス製のみのハナシですが、他社のも含めるとウチのコレクションは倍以上になるとかないとか・・・

クモニ13(飯田線)、クモニ13(ぶどう色)、クモニ83-100(飯田線)、クモユニ81(湘南色/大糸線)、クモユ141(キットの改造)。
あるもんですね~。クモユニ81に続く荷電、なんか完成品で出ないかしらね?


▲それなりにいじって作り上げたキットのクモニ13、立派な荷物電車です。
17m級の国電から改造された荷物用の事業用車ですが、1形式の中にさまざまな固有の姿がある面白い車両です。
手間はちょっとかかりましたが、工作難易度の低いキットだったと思います。


▲これは半室合造車のクハユニ56。
最近某コレクションでモデル化されましたが、かつてはこれを作ったユーザーさんも多かったことでしょう。
その形式名のとおり、普通座席車と郵便/荷物室を併せ持った車両です。「荷電」と呼ぶのかどうかは微妙ですが、昔はこういう車両がたくさんいました。


▲飯田線にはこんな荷電がいました。
クモニ83-100とクモニ13のペア。往年の飯田線の再現が可能です。


▲これ、クモユニ81ですが旧キットです。
完成品モデルとは違った魅力のあるキットです。
実はあることに使うための題材で弊社の八トタ様にお願いして作ってもらいました。

完成まで賞味1日というスピードでした!


▲パーツ切り出し。手は早くても丁寧な作業が肝心。


▲屋根を貼ってから塗装してました。塗り分けはマスキングで。
Hゴムなどは教科書どおり、烏口で丁寧に仕上げていました。


▲別パーツも一気に塗装し、接着するだけの状態にしておけば楽なものです。
接着剤の着けすぎには注意。


▲完成品モデルと比較~というのはちょっとばかり野暮な話ですが、完成品モデルが発売になっている今でもエコノミーキットの需要は案外多いのです。このクモユニ81も然り。

荷電、今となってはすべてが過去の産物になってしまいました。
86年に国鉄小荷物輸送が廃止になり、その役目を終えました。
一部の車両は民営化後に改造されたりしましたが・・・最近のダイヤ改正で長野にいたクモハ123(ミニエコー)なんかは元クモニ143形の改造車だったのですが、荷物電車として誕生したこの形式は廃止の数年前に落成したばかりの比較的新しい形式だったために改造されて使われていました。

ところで先日、武蔵野線に乗り鉄に行ってきたのですが、久々に北府中でクモニ83を見てきました。


▲これは模型ですが、現存している個体はもともと国立の鉄道総研にあった車両でした。

あの形式が今でも現存するのはかなり奇跡なのでは?あれもかつては荷物電車だったわけです。今では機械扱い。最近だいぶ色褪せてきたようですが、健在を確認してちょっとほっとしました。
これも完成品モデル化したい車両ですね。

さてさて、リレーですが・・・

あ、エコノミーがいいな。
エコノミーといえば「おはようエコノミー」、「おはようエコノミーといえば」オオイダ。

『エコノミーキットの愉しみ』オォイダに投げてみようと思います。
タノミマシタヨ♪

デハ!

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