103系D編成を作る。~序章~

修理部 名野です。

イロイロと話題になっているEVOシリーズ第一弾、103系初期型。

通勤型車輌好きな方は、あれこれネタを練っている頃かと思います。

そんな103系初期車には、こんな変りダネが居ます。

広島D-01編成。

JR西日本の広島地区で活躍する3本のD編成の内のひとつ。

戸袋窓閉鎖、WAU102分散冷房、床下機器グレー、さらにはトイレ付きと、

およそ原型からはかけ離れた形態です。

その中でもD-01編成は、初期車ながらN40延命工事が施され、

黒サッシになった特異中の特異編成です。

実車はつい最近、広島地域色の黄色一色になって話題に(?)なりました。

さらには、地味に現存唯一の0番台クモハで、現役最古参な103系でもあります。

これを黄色に塗り替えられる前、瀬戸内色の時代で作ってみましょう。

ベースはこちら。

■1095T JR103系関西形瀬戸内色 4両編成トータルセット  税込み12,600円

色は、ズバリそのものですが、

キットのプロトタイプがユニットサッシ・AU75集中冷房車なので、細部が違います。

ヘッドライトの形状は、初期形のボディの方が良いのですが、

それはそれで別の「大変な」工作が待ち受けているのでこっちを使います。

そして、この瀬戸内色のボディを使うと、

この側面JRマークを生かせるんですね。

ただ問題は、この妻面。

製品は4両のE編成あたりがベースなので、妻面窓が開いています。

しかし実車のD-01編成、妻窓埋まってるんですね~。

これはちょっと、大掛かりな改造になりそうな予感です。

次回からさっそく工作にとりかかってみましょう。

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