修理部 名野です。
本日は、動力に関するお話。
長時間走行させたあと、低速走行で「キュルキュル」音が鳴ること、ありませんか?
鳴り始めの段階なら、まだ対策できます。
原因は、ココ。台車フレーム。
音が鳴るフレーム
新品状態
これだと分かりにくいので、前者を拡大。
台車フレームの車軸受け中央付近が銅色になっています。
この部分、本来フレームに施してある通電向上のメッキが剥がれてしまっています。
スケールスピードの走行ならば、早々剥がれるものではないのですが、
フルスロットル近くで長時間走行させていると、摩擦熱や、その他の原因で
こうなることがあります。
でも、まだ上の写真程度であれば、対策できます。
使うのは、接点グリス。
これをフレームの車軸受け部分に塗ります。
これだけで、キュルキュル音の大半は抑えられます。
ただし、次同じように音が鳴る、もしくは動きが悪くなった時は、
台車フレームの交換が必要になると思います。
走らせる頻度の高い方は、予めコレをやっておくと長持ちさせられます。
自己メンテナンスの際参考にどうぞ。
それと、分解などの手順は、こちらを参照ください。
それでは~。