毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
お題が回ってきました。
「虹=7色」ですか?
▲7色ではないですが、そのカラフルな塗装はデビュー当時、革新的なものでした。
国電が新性能化される前から「ぶどう色」に代わる車両が登場していますが、まだまだ普及する前の話で、101系が登場すると、次いで103系にも引き継がれて首都圏の中核となる路線は色で識別できるようになりました。
オレンジ、スカイブルー、カナリヤ、ウグイス、エメラルドグリーンと。
▲当時山手線はカナリヤでした。今でこそ緑の山手線ですが、カナリヤの前は旧型国電でぶどう色2号でした。
カナリヤは総武・中央緩行線の定番カラーですね。103系の様々なバリエーションが走っていたので飽きのこない路線でした。
オレンジバーミリオン、そんな名前も201系の終焉で殆ど聞かれなくなりましたが、今でも中央快速線のラインカラーです。103系の低運・冷房改造車が走っていたこともありました。こんどのEVOでは一連のカラーリングが再現可能です。
▲このエメラルドグリーンは唯一、常磐線だけの色でした。最長15両という通勤電車の103系では珍しい運用形態でした。
地下鉄車の1000番台や高運、低運、前面補強工事やらインバータークーラー、ブタ鼻やらシールドビームなどなど、細かい違いが満載で面白い路線です。
▲まだEVOも試作品の画像しかありませんが、かなり好評をいただいております。
▲さて、EVOばかりではなく、完成品のほうも103系祭り状態なのでここでフォローしておきましょう。
カナリヤの103系は一時期福知山線の車両にも存在していました。関西では珍しいカラーリングでした。
関東では南武線や当時の赤羽線(現・埼京線※厳密には山手支線)がカナリヤでしたから、わりと一般的な色に思えました。
画像は試作品ですので、JRマークが入っていなかったりサッシの色や窓などが製品と異なります。
▲七色というお題でしたので、103系単色塗装の中では異端のワインレッド(赤か紫ってことで)を纏った車両です。
こちら8年前の製品で限定品として発売していました。※さすがに時間が経ちすぎているので在庫もありませんし、限定品ということもありますのでご了承ください。
▲103系ではありませんが、藍色に相当するのはこの辺かな?
クモヤ145ですが、もうじき1000番台が発売になりますね。今までは100番台としてバリエーションを展開しましたが、側面形状の異なる1000番台は新展開です。ボディ形状がほぼ同じのクモヤ90も予定していますので、そちらもよろしくです。
・・・さて。
▲103系つながりの話ですが、手持ちの実車写真をスキャンしていたら、こんなのが出てきました。
103系の低運総武線。しかも日付が87年3月31日、そう、26年前の今日です。(画像は中野駅2番線)
つまるところ、26年前の今日は国鉄が民営化される前日でした。
▲これも同日に201系の車内を撮ったもので、ドアのシールです。
JRマークが誇らしげですが・・・(FMRシリーズってのが涙モノの懐かしさですねぇ)
当時は「国電」の愛称から「E電」というものに変える動きがありました。小林亜星氏が命名したのも有名な話でした・・・が、普及したか否かは皆さんが知っている通りです。
ってことで、リレーのバトンをイケダに振ってみますか。
お題は【 87年 】で。
タノミマシタヨ♪
何が思い浮かぶかね?うひょひょ。
デハ!