おや?と思ったら。

修理部 名野です。

突然ですが、皆さんは月にどれくらいNゲージ車輌を走行させてますか?

昨今、普及している「レンタルレイアウト」

こういった場所が増えると、走らせる機会も増えるのではないでしょうか。

今回は、そんな走行中に「あれ?」と思ったときのチェックポイントと

簡単メンテナンス法の総まとめです。

1.ライトのちらつき

これは、つい先日お伝えしたばかりですが、

レールの状態、車輪の状態に影響します。

「止まっている時は安定して点くが、走らせるとチラチラする」

こんなときは、車輪が汚れている可能性が高いですね。

コチラを参考にメンテナンスしましょう。

また、完全に点灯しないような場合は、

ライトユニットと集電板の状態を確認します。

長い間保管していると、ココが錆びていたり曇っていたりして、

集電効率が悪くなってることがあります。

#1000~2000くらいのペーパーヤスリで軽く磨くと

接点が復活します。

2.今まで登っていた勾配が登れない

これは、走行環境がシビアなときに起きることがあります。

特に長編成で全車室内灯組み込みをしてる場合に要チェック!

基本、車輪関係に原因があります。

動力車の車輪・ゴムタイヤが汚れて滑りやすくなっていたり、

各車輌の車輪にホコリが絡まり、走行抵抗が大きくなっていたりすることがあります。

トレーラー台車の車輪先端や

集電板との接点周りもチェックしましょう。

じゅうたんの上で良く走らせる場合は、

こういった箇所をこまめにメンテナンスするのがオススメです。

3.動力車の動きがイマイチ

この場合は、原因が複数考えられるので、

ひとつひとつみていきます。

先ずは車輪のヨゴレをチェック。

取り外し方等の詳細は動力メンテナンス法のコチラから

次に、各駆動部のチェック。

ギア類は非常に小さいので、ちょっとしたホコリや、

レイアウト上の破片などが入り込むと、とたんに動きが悪くなります。

まめに異物は取り除いておきましょう。

以上をおさえておけば、大抵のトラブルはその場で解決できるようになります。

レンタルレイアウトなどに車輌を持ち込む場合は、

●プラスドライバー
●#1000~2000の耐水ペーパー
●精密ピンセット

こういったメンテナンス道具を車輌のお供に持っていると、

いざというときに役立ちますのでオススメです。

こまめなメンテナンスは、消耗部品の寿命を延ばすこともできるので、

是非、挑戦してみてください。

あと、長持ちの秘訣は「スケール速度」

速度の出し過ぎには注意しましょう~

それでは~

Comments are closed.