修理部 名野です。
先日発売された、京成3700形4次車/5次車の完成品。
これは以前から販売されている、同塗装済みキットの一部改良品です。
さた、どこがどう変わったのか、分解して見てみましょう。
見た目は大きく変わっていません。
製品は前面の行先や種別幕、車番などが印刷済みになっています。
一番のウリは、このライトユニット。
これが入ることによって、ヘッド・テールライトが点灯式になったのが一番の変化ですね。
で、このライトユニットが入る構造にするため、細部が変更されています。
ボディの裏側。
キット時代に床板の位置決めをしていた凸部が無くなって、フラットになってます。
床板は、完成品で使用しているものと同じ部品が取付されているので、
固定用のツメが、側面ガラス側についてます。
全体で見るとこんな具合。
キットのガラスの上に、完成品のガラスを重ねてみました。
微妙に裾の部分の長さが変化しています。
キットにライトユニットの組み込みを考えている人は要注意ですね。
前面ガラス。
下半分ごっそりカット。
ライトレンズ部がなくなってますが、
それはライトユニット側に表現されているので問題ナシです。
あとは、新たに台車(FS547)が集電対応になったり、
床下機器が6次車のキットで採用したものと同じ(ダークグレー成型)になり、
より実車に近づいたディテールになりました。
それ以外はキットパーツを基本に使用されています。
工夫次第ではキットにライトユニットを入れる事もできると思います。
加工の際の参考にどうぞ。
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オマケ。
製品付属のアンテナ、繊細な部品なので取り扱いに注意です。
破損した場合、実は京急完成品用のものが代用できます。
よく壊してしまう方は、参考にしてみてください。
それでは~。