【京成】3700形をちょこっとイジる。

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

いよいよ発売となる京成3700形の完成品モデルシリーズ版をご紹介。
発売に先駆けて、少しだけ手入れしておきたいところをフォローアップしておきましょう。
※必ずしもやる必要はありませんが、参考までにドウゾ。


▲基本的には塗装済みキット時代のものと大きく成型は変わりませんが、床板は完成品モデルでおなじみのTRユニットを採用しています。集電対応でヘッドライトの点灯が可能になりました。ただ、ボディの構造上室内照明ユニットは推奨しないものとしています。※絶対に付けられないわけではないのですが、その場合は多少の加工が必要になります。

さて、本題に移りましょう。
で、どこをイジるの?
ここで行うのはアンテナの取り付け。
そう、京急・京成・都営1号線関係ではアンテナをユーザー取り付けとしています。これはいずれの製品でも同様で、そうする理由は「組み付けた状態だと商品の流通段階で破損してしまう恐れがあるため」です。
皆さんの意見はおそらく「アンテナも付けといてよ」だと思いますが、上記の理由もご理解いただきたいと思います。


▲付属しているアンテナをそのままボディに組み付けるだけでもOKなんですが、ここはひとつしっかり接着してしまおう!っていう方のためにご説明いたしましょう。
まずTRユニット(トレーラー床板のこと)をボディからはずします。


▲先頭車の天井の構造。
余談ですが、最初に述べたように室内照明ユニットを推奨していない理由としては、ユニットを取り付ける場合の「逃がし」のための溝がないので、ストレートに接着すると、真横から室内を覗くとモロ見えになってしまうからです。
本題に戻ります。屋根板はボディにはめ込んでいるだけですので、ボディ内側中央の開口部分から指で押せば外れます。


▲こんな感じでおりゃっ!と押します。


▲パコッ!と外れます。簡単でしょ?


▲付属品のアンテナを用意します。でかいのと小さいのがワンセット。取り付けには向きがあるので説明書を熟読してください。


▲屋根板には予め取り付け孔が開いてます。


▲ピンセットなどを使って無理のないようにそっと乗っけて差し込みます。
もしすんなり取り付けられないほど孔が合わないようでしたら、ピンバイスで少しだけ広げてやってください。


▲取り付けたら屋根板裏側から流し込み接着剤(タミヤの緑キャップ)で軽く接着しておきます。


▲アンテナ上部にゲートカットの痕が残っている場合があります。できれば綺麗に平滑にしたいところです。
アンテナはちょっと脆いので気をつけて処理してください。


▲接着してあれば取れて失くす心配はありませんね。
ボディを元に戻せば完成です。


▲前後の先頭車で同じ作業すればおしまい。

さてさて、完成品モデルシリーズの京成3700形は3月14日に出荷となりました。
問屋には15日に納品となりますので、店頭に並ぶのは当日から数日後となります。

発売前から問い合わせの多かった人気モデルですので、お早めに。

デハ!

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