修理部 名野です。
4月以降の新製品で8090系も発表され、今後の展開が気になる東急8590系。
どちらも、いち東急ファンとしては外せない車両なので、今から楽しみです。
そんな、8590系、発売前にも製品の特徴をお伝えしましたが、
ようやく私の手元にやってきたので、さっそく手を加えてみました。
難易度別にご紹介していきましょう。
●Lv.1:オプションのステッカー貼り付け
まあ、これは行先にコダワル人なら誰もがやるでしょうね。
準急 押上 42K
をチョイス。
製品では印刷済みの行先以外にしたい!という場合はこちら。
6806 東急8090(8590)系対応 行先表示ステッカー 税込価格1,365円
別売のオプションのステッカーを使います。
これを使えば、手軽に好みの行先に変更できます。
ただ、そのまま貼り付けただけでは面白くないので、一工夫してみます。
運行番号を、ステッカーに収録されていない番号にすべく、切り貼り。
実車の幕と同じような形状に切り出してそれぞれ貼り付けました。
前から見たときに、差が出るのを期待して・・・
真ん中の「押上」は製品の印刷そのままです。
●Lv.2:ライトリム側面への色差し
前面ガラスのライトリム銀印刷は、側面まで回ってません。
この部分に銀色を筆で色差しします。
少しくらいはみ出しても、組み上げると見えない箇所なので、あまり気にせず。
地味な加工点ですが、こうするとライトの光漏れが抑えられて実感的に。
ヘッドライト
テールライト
微妙な差ですが、ボディとリムの隙間からの光漏れが抑えられています。
●Lv.3:クーラー塗装
製品のクーラーは未塗装です。
実車の検査明け直後は、白に近いグレーのように見えます。
ここをクレオス「THE GRAY」セットのグレートーン3と4を1:1で調合し、エアブラシで塗装。
数が多いのでやや大変。
白すぎず、暗すぎずな、程よいライトグレーになるので、オススメの配合です。
エアブラシなんて使えない!という場合は、No.14のスプレー「灰色9号」がこれに近い色です。
エコノミーキット時代も、クーラーはこの色が指定色でした。
塗装にチャレンジする際は、こういった部品単位で塗って練習すると良いですよ。
さて、今回はここまで。比較的お手軽に加工できる点をご紹介しました。
次回は、ちょっと難易度を上げた内容をお伝えします。
お楽しみ(?)に。