修理部名野です。
キット用動力メンテナンス、組立編です。
前回の続き。
この状態にモーターをはめていきます。
モーターは、プラスチックのカバーで床板に固定されています。
それぞれで向きが決まっているので、間違えると走らなくなったり、ショートしたりするので注意しましょう。
集電板から上に突き出たベロの部分が、モーターの端子と接触します。
仮置きしてみます。
こんな状態で端子が接触しています。
モーターの端子は片側にしかないので、間違えないようにしましょう。
また、モーター固定用のカバーには、向きが分かるような目印がついています。
このV字の刻印がある方のツメが、
同じくV字の刻印がある方の穴にはまります。
前後で穴の大きさも違うので、逆には取付できないようになっています。
ただ、モーターはどちらの向きでも入ってしまうので、
床板に組まれた集電板の向きと、モーターの接点向きを間違えないよう、
よく見ながらケースに入れます。
モーター接点はカバー内に潜り込ませるようにしましょう。
モーターカバー内に無事収まったら、床板に固定します。
まずは、集電板をモーターとカバーの隙間に差し込んで、片方のツメを床板に固定します。
集電板は、モーター端子の外側になるように差し込みます。
集電板の先端がホンの少しカバーから覗いていればOK。
正しく組み込みできていれば、先ほどのV字刻印はこうなります。
これでモーターの組み込みは完了です。
この状態で一度通電させて、モーターが回るかチェックしておくと良いです。
次回はギア類を組み込みます。