ローカル駅舎の組立 3  ガラス、ステッカー貼り まで

 営業・出荷担当の関根です

本文ご紹介の前に年内最後の出荷予定品 

校正中の新版カタログVol,15 挿絵からご紹介

河原の鉄橋をイメージした15cm×15cmの小さな展示台の回りに

熱帯魚屋で購入した砂利を撒き、遠景の山は緑色のジオラママットを

でこぼこに手で切り配置し、撮影しました。

 

ローカル駅舎の組立 2

の続きです。主な塗装まで終わりました。

今回ガラスパーツを取り付けます。写真は貼り付け前です。

室内が確認できます。

 

実物例 (駅舎ではございません)

こんなスリガラスを表現したいと思います。

 

本キットに付属しているものは透明塩ビガラスです。

紙やすりの400番で円を描く様に擦りますとクモリガラスができます。

 このキットは室内が見える形をしていますので、ガラスパーツをなるべく

窓の大きさに合わせて貼り付けたいと思いますが、

接着面が少なくなる不安があります。

そんな時の塩ビガラスの接着方法として

エコノミーキット426/近鉄12400(12200)系を組み立てる【26】 の記事内で

木工ボンドを薄めて使う方法を紹介してますのでご参照下さい。

他に タミヤ 透明プラ板 0.2mmを別途準備して塩ビガラスの代用としますと

プラ用流し込み接着剤でも本体と同素材ですので貼り付け可能です。

 

各窓部にクモリガラスを貼りました。

 

本体より張り出た部分には透明ガラスとしました。

別小パーツにも透明ガラスを貼っています。

 

窓枠小パーツは写真の様に取り付けます。

 

1・ガラスパーツ貼り付け前

2・ガラスパーツ貼り付け後

 

付属ステッカーを準備して貼り付けます。

組み立ててしまうと、手が入らない部分を考えながら作業を進めます。

駅員さんと会話をしながらやりとりをする部分の丸穴に、裏からステッカーの

不要部分を貼りました。

 

ステッカーの白は真っ白です。ちょっとまぶしい感じがしますので

それを押える為、エナメル系塗料で軽く塗装しようと思います。

薄茶色と黒と薄め液を混ぜ、上から下へ筋を書く様に塗りました。

塗料が乾燥する前にティッシュペーパーで上から下へ軽く拭き取ります。

 

ステッカーの印刷が壊れることも無く、上写真の様になり白のまぶしさが無くなりました。

 

各所に貼ってみました。(一例です)

 

内側ガラスパーツ貼り付けの様子

 

本体張り出し部の透明ガラスとクモリガラス表現の差をお伝えしたかったのですが

写真がへたくそで申し訳ございません。

  

次回本体完成までご紹介させてください。

 

次回偏でご案内するつもりでしたが、小パーツの取り付けを少しだけご紹介。

改札パーツです。

成型品の基本下処理の後、木目を表現する為にデザインナイフにて筋を入れてみました。

 

明るめの木製をイメージして白っぽい茶色をエアブラシにて塗装しました。

使用した塗料はGMカラーNo,14 灰色9号をベースに、GMカラーNo,19 ベージュA(西武車両用)を少量加えています。

 

改札を仮配置してみました。

ひさしパーツを乗せる前の仮組みです。この製品の一番見ごたえのあるカットだと

思っています。

 

 次回 ローカル駅舎の組立 4 本体完成まで につづきます。

Comments are closed.