動力メンテナンス続きです。
前回はこちら
ここからは、さらに部品を分解していきます。
※分解の際は、パーツの破損に注意し、慎重に行ってください。
チェックポイント②:台車フレーム
この部分は、動力台車の基礎部分で、かつ集電部品としても機能しています。
台車前後のツメでとまってます。
これを分解していきます。
まず、カプラー周りを押さえて、上に引っ張るようにすると外れます。
片側にはギアが付いています。
ギアごと引っぱります。
このとき、ギアにキズをつけないように注意します。
外したら各部をチェックしていきましょう。
矢印の部分が、他のパーツとの接点です。
車輪と同じく汚れがないかチェックします。
さらに重要なのは、この部分。
車輪を受けている場所なので、走行距離が長いと、擦り減ってきます。
上の写真より削れている状態では、スムーズに走らなくなってしまいます。
低速時の動きに「ひっかかり」が出てきたら、新品に交換しましょう。
さらに、「軸受け」に対する「軸」のこちらも忘れずにチェック。
ギア付き車輪
矢印の部分が、台車フレームと接します。
ここも、ヨゴレがないか、磨り減って溝ができていないかチェックします。
今回ご紹介の各部は、常にメンテナンスしていれば問題ないですが、
ノーメンテで長時間走行を繰り返すと、ヨゴレが落ちにくくなります。
クリーナーで磨いても集電性能が戻らなければ、部品を新品に交換しましょう。
次回は、ギア部分のチェックです。