車両整備中 ~その2~

本社のこばやしです。

さて、前回「ステッカー」に関してお話させていただきました。

その続きで「車両マーク」の作業に関して少々。

上が貼り付け前。下が貼り付け後です。下のほうがやっぱり引き締まりますよね。

さて、私が作業時に準備するものは・・・

・転写用の「バーニッシャー」

・つまようじ

・エナメルの溶剤

・綿棒

です。

「エナメルの溶剤」?「綿棒」?何に使うかと言いますと・・・

一番最初の作業として、ボディの貼り付け位置を「エナメル溶剤」をしみ込ませた「綿棒」で拭きます。

これは車両についている汚れやホコリ、手からの脂分を落とすためです。

*製品によってはエナメルの溶剤で塗装を痛める場合がありますので、必ず作業前に目立たないところで

試してから本番を行ってください。(作業はあくまでもお客様の「自己責任」でお願いいたします)

この作業を行うだけで、車両マークの貼り付き方が変わりますヨ。

位置合わせを行って転写です。転写の面積に応じてバーニッシャーのペン先を使い分けます。

私の場合はペン先が広いものを使うケースが多いです。

バーニッシャーが無い場合は、「ボールペンの先」や「つまようじ」が代打になります。

ただし、両者とも力を入れすぎると「キズ」になりますのでご注意を。

転写できたかの「目安」ですが、写真左が転写OK、右がまだの状態。

「白」の色が変わっているのが分かりますでしょうか・・・。

これは作業していただければ「こういうことネ」とおわかりいただけると思います。

失敗したり、余計についてしまった場合は、「つまようじ」の先を少しつぶしたもので取り除きます。

ここで強くこすってしまうと「キズ」になりますので要注意です。

6両出来上がりです。カタログ撮影行ってらっしゃ~~い(^^)ノシ

本日ご出演の車両は・・・

No.4109 名鉄1000・1200系 B編成 6両セット 税込み¥28,350- メーカー在庫なし

でした。

 

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