毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。
クモユニ81の発売から時間が開きましたが、クモニ83-100があともう少しで発売になります。
▲今回もM付き、Mなしの単品です。
実際には飯田線内では101番~103番までの3両が配備されていましたが、今回の製品では102号車のみとなっています。
▲M付き、Mなしでは外観上の違いはありません。
実車では3両あった個体のそれぞれが、表記類の位置が異なっていたりと、模型化するにあたって作り分けるところがいろいろ発生するのでそれを回避した結果となっています。
▲さて、長らく試作品でのご案内でしたが、漸く製品サンプルが届きましたので、今回より実際の製品を撮影していきます。ちょっとここに試作品がないのでどのくらい違っているかわからないかもしれませんが、明らかに青15号の色調が違います。ちゃんと渋めの深い青15号です。(GMカラーのものとは異なります)
▲こちら、前面に表記類のない側が連結面になっていて、アーノルドカプラーが標準装備されます。
お手持ちの飯田線キット等を連結させてお楽しみいただければと。
クモユニ81と違い、デフロスター(前面窓の曇り止め)が左右両側にあるのが特徴。窓パーツの裏から印刷で表現しています。
▲クモニ83という形式は、この製品のプロトタイプである100番台と、所謂切妻型の0番台、低屋根の800番台と区分されて、少々ややこしい形式名なのですが、もしまだ覚えられていない方はこの機にガッチリ覚えてみてください。
ちなみにこの100番台、クモユニ81からの改造車で、郵便室を廃止して改称された車両です。ところが0番台と違い、新性能車との併結ができないという欠点があるんです。クモニ83の0番台は旧型車ベースのクモユニ74や、111系・115系などとも併結した編成で運用されていましたが、この飯田線のみに在籍していた100番台は、連結相手といえば専ら旧型国電、クモニ13、あるいは同形式の別番車でした。
▲パンタグラフはPS13を装着しています。避雷器が撤去された跡があるのも特徴です。
M付きは両端のライトユニットが点灯しますが、Mなしの製品は床板の構造上、片側にしかライトを装備できないので、ダミーカプラー側のみ点灯できます。もっともモーターなし車を単行運転することはないので十分だとは思います。
発売時期は現時点では9月中旬とご案内させていただいております。
デハ!