【昨年の記事から】京王井の頭線3000系・1次車

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

つい先日、京王5000系のキットの作例でも始めるか!と1度始めたはいいけど、頓挫していて申し訳ないのです。
資料を探していてこんなに時間がかかっちゃって…(´д`)

京王関係の資料を探していたついでに井の頭の3000系の資料なんかを掘り当ててしまってね。

そんなわけで去年の夏に書いた記事より。

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棚から出てきたのは「京王井の頭線3000系・1次車」です。
もはや懐かしい車両ですが、アタシの実家から一番近い私鉄線が井の頭線なんで、小さい頃は友人とよく浜田山や永福町まで眺めに行ってました。
「次はピンクが来る!」とか「青いのが来る!」とか予想して楽しんでたのを思い出します。


▲3000系1次車というのは車体の裾がストレートになっていて、全幅が少し狭いのが特徴です。しかしステンレスボディで前面窓周辺のみカラーのFRPで覆われているのは現行の1000形と印象は同じです。


▲乗降扉が片開きなのも旧世代の車輛であることを強調します。
むかしは「いのがしらせん」と読まれていたらしいですが、現代は「いのかしらせん」です。
「やまのてせん」が昔は「やまてせん」だったのと似てますね。


▲パイオニア!って台車です。
むき出しのディスクブレーキが強烈なインパクトです。


▲側面~。
えと、実はコレ、クロスポイントから発売された3000系ではありませんです!
それよりももっと以前に組み上げられたミキシングビルドのサンプル品だそうです。


▲屋根~。
クーラーではなくベンチレーターの時代に設定されてます。
この車輛が現役の時代には結構冷房化が進んでいたと思います。


▲パンタ車ですね。お!PS13装備とはシブイです。
しかもこのグレーのPS13、今は生産してないそうです。


▲アタシにとっても思い出のある車輛ですが、なんと北陸鉄道で8000系を名乗りながらも現役で活躍中なんですね。実に息の長い車輛です。やはりステンレスは腐らないということでボディだけは頑丈です。

さてさて、先述のようにこれはミキシングビルドですので、ちょっとタネアカシをします。

ベンチレーター:東急7000系から。
コルゲート板:82番(GM製品で¥420です。)
側面:京急・旧1000形
前面:京王2010形のオマケパーツ

という構成です。かつてのキットにはオマケパーツが入っていることがありますが、こうやって組みあがったものを見ると納得します。

京王2010系・・・通称「グリーン車」ですね。グリーン券不要で…(ぉぃ)
アタシが眺めに行っていた頃はまだ現役でした。

3000系1次車は後にクロスポイントより正式に発売されました。
もし興味がありましたらぜひ!
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という内容で書いていたんですね。いやはや・・・(´д`)

デハ!

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