東急5080系 フライングインフォメーション

ブログをご覧のみなさん、こんにちは〜本日は持帰り仕事ついでにブログアップ!

今度発売になる東急5080系のGM完成品のステッカーなど貼り付けた雑誌掲載向けのモデリングを依頼され・・・

ただ作業するにはもったいないので、ブログをご覧のみなさんにも製品を紹介

まずは車両ケースを開け〜前回は4両+2両セットでしたが、今回はワンパーケージ6両セットに変更されます

 

さっそく車両を取り出して・・・鑑賞タイム・・・

ではなく(笑)、今回の製品仕様を詳しくみていきますと

 

付属するステッカーが。

再編集と新規追加が行われ「急行 日吉」なども収録された新しいものに変更されています

そしてインレタ、車番は3/4番編成が収録

 

もうヒトツの付属品、床下ハシゴと屋根上機器パーツ

取付は少々面倒ですが、別体になっている分装着後のデキはなかなかのものですょ

 

そして車体へ〜

前回品は1番編成が製品のプロトタイプでしたが、今回は4番編成。

同じ5080系なのに「何が違う?」と思いますよね

お手元にある前回品と見比べてみてください

 

まずは正面部分、実車は編成によってシルバーとシャンパンゴールドの2色が存在し

今回の製品はシルバー。前回品はその反対でゴールドでした

その再現のため奥の車両のように、設計分割ラインが他の模型とは異なっている所以です

 

側面からみる 〜 すこし生産サイドのはなし。帯は「印刷」技術で表現されています。

「マスク」といわれる、その名の通り塗らない部分をマスクして塗装する方法もあるのですが、いかんせん「見切り」という色の境界がぼやけて汚なく仕上がります。

GMはキレイ&カッチリな表現を提供するため「印刷」という塗装再現手法を選んでいるそうです。

GM完成品と他社一部製品の「見切り」を比較して見てください〜GMのキレイさがよくわかります(手前味噌でした(笑))

 

東急のロゴ、このマークも印刷表現にてキッチリと再現

キットとは違い、シールやインレタ転写の必要はありません

台車は東急5000系シリーズの製品化のための専用台車です 

 

今回プロトタイプの4番編成は前回製品と異なり、CU704クーラーが搭載されています

この製品に別売クーラーHRB504 クーラーにパーツ交換すると3番編成に化けるんですね〜

 

次に中間車。の前に付属品を観察することに。

方向幕はLED幕が収録されており、日本語とローマ字表記の2種類があります。

どちらを使うか迷いますねぇ(汗)

左上には新規収録された「日吉」の幕も見てとれます

 

車番は3番編成に変更できるよう考慮して、2編成分が収録。

さらに各1両分の予備も入っていて、万が一の失敗にも助かります

 

台紙にも一工夫が〜台紙の裏表を間違えてしまうと・・・・全部誤って転写されてしまった!!と惨事もしばしば

台紙裏面にはロゴが印刷され、その心配もなくなりますね〜

 

今回の製品は「銀色」塗装がきめ細かになるよう技術的改良がなされています

ドアの角や妻面の配管部分など、塗料が吹き溜まることなく均一に施されています 

 

では中間車に〜

あまり知られていないこと!?でしょうか

よーく見ると車体断面が台形になっているのがわかりますか〜?

実物も断面台形、模型もその点が省略されず再現しているのです。コダワリがみてとれますね♪

 

 

中間車の妻面をアップに

複雑な配管、突起など省略することなく造形化〜よくみると貫通扉の取っ手まで!!

パンタ付車両の妻面から屋根につながる配管をのぞむ

ヒューズボックスは別パーツ化されており、パンタ周りまでしっかり彫刻再現

 

分解して観察。ガラスパーツは単なる透明ではなく「緑色」の成型となっており特徴がよく再現されてます

 

東急5000系シリーズの床下機器は専用品としてのパーツを使用しています

そしてザックリ製品観察を一周し、先頭車に戻ってきました。。。

ロングアームワイパーは印刷表現、ライトは白色LEDでテールライトも明るくなり改良が加えられています

東急5080系の鑑賞。。。次回につづく