スタッフブログをご覧のみなさま、こん××は。
ご無沙汰しております。鈴木でございます。
明けて昨日になりますが、この度「京成3150形 更新車」を製品化する運びになりました。
本年の冬、都営5000形を発売以来、数多くのお客様からのお褒めを頂きました。
それが、沢山集まった結果、「かたち」にすることが出来ました。
ありがとうございます。
「新赤電色」として最後まで活躍した3190編成ほか8両編成。
今回の製品化にあたり、僭越ながらプロデュースをさせていただきました。
実に久々のことでした。 ※現在は企画業ではないため。
製品化および作図にあたり、ご先祖様(?)に祈願を。
決して、冗談抜きで。
***
前置きはここまで。
それでは試作品をご覧ください。
※なお、登場の画像は、全て試作品です。「欠け」や「ワレ」等は修正されます。
真正面の意匠。
この画像でお気づきでしょうか?
京成電車には欠かせない「列車番号表示器(正式名称不粋)」は、ライトユニット側に表現しました。
少し斜めな角度から。
ちなみに、上と この画像において、前面ガラスを誤って左右逆に付けてしまいました…。
そうです、窓ガラスの曲率の違いも再現しています。
斜め45度で。
先頭部のサイドビュー。
戸袋窓の下部には、しっかり「窪み」を再現。当然ですよね。
僅かにズレている乗降扉の窓。そして、クーラーのシルエット。
なお、側面幕は印刷表現の為に彫刻がありません。
そして車端部。パンタにおいては、実車に倣って黒染め品を使用します。
ヘッド・テールライトにおいては、過去の反省を踏まえ、最小0.025ミリ単位で設計しました。ところが、流石に彫刻する側は限界があったようです…。
勿論、レンズは球面になっています。
印刷の都合により、都営と同様に別部品になっています。
都営5000形で懸念されていた隙間(クリアランス)は、今回は最小限に留めました。
なお、レンズの奥まり具合は修正いたします。
また、ヘッドライトとテールライトは、実車通り「平行配列」になっています。
クーラー部品です。勿論、新規で起用しています。
屋根とクーラーとの間に、実物同様に隙間が生まれています。
クーラー背面は、しっかり曲面になっています。直線ではありません。
いかがでしたか?
勿論まだまだ紹介したい箇所がありますが、今回はここまでとしましょう。
次回以降(?)は、ご紹介しました画像に対して解説付きでお届けいたします。
それでは、また。
追伸
明けて本日21日、今回の製品化を記念したイベントを開催いたします!!
題して、
こちらは、1号線系統(京急・都営・京成・北総)の車両をネタに、皆さんと熱く語り合うイベントです。
当日は、前半は富士川車輌工業代表・富士川梓氏による製作実演。
後半は、GMスタッフも加わったトークライブとなります。
実車や模型に関わるいろんな話を予定しております。
ちなみに、「サプライズ」とは今回の事でした!!
ご紹介しました試作品と共に、開発秘話などをお届けする予定です。
更に、記載されているGMスタッフとは…もうお分かりですよね(笑)
日時:7月21日(土)
12時~18時(途中休憩あり)
場所:グリーンマックス・ザ・ストア横浜店
アトリエご来店&皆様のご参加をお待ちしております!