【パンタ】今話題の上野の珍獣の話ではないのだ!

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

パンタグラフのハナシです。


▲現在でもひし形のパンタグラフは至る所で目にしますが、車体更新の折にシンパ(シングルアームパンタグラフ)に取り替え工事を行った車両も数多くなってきています。

模型でも現在の姿に変えたい!

そんな思いで別売りのPT71A(またはB)を買ってみるという方は多くいらっしゃるハズ。

ところがっ!


▲ひし形パンタは取り付けボスが2本足です。


▲シンパは4本足です。

つまるところ、このままじゃ取り付けられないってことになるわけです。あきらめますか・・・

まあちょっと待ちましょうよ。
ハコの中にこんなもんが入っているでしょう?↓


▲あきらかにアヤシイパーツですが、


▲おお、これが新開発のパンタグラフカバーか!!

…ちがいます。

要は屋根板に4本足のパンタを植え込むための取り付け穴を開けるための治具です。


▲装着したらφ0.6mmのドリルで開口します。なるべく垂直に。


▲あけました。おめでた。


▲じゃ早速パンタを取り付けるか!
・・・と、その前に一つやらないといけないことがあります。
シンパは構造上、パンタ基部の底面(要は裏側)に四角い突起があるため、そのまま屋根板に取り付けても干渉して浮いてしまいます。
そこで突起部分を逃がさないといけません。ではどうするか?
干渉する部分を削り取ります。パンタを装着すると開口した部分は見えなくなるので問題ありませんが、元のひしパンタに戻すことはできなくなります。その上で加工を行ってください。


▲バッチシ、ピッタシ、なのです。

加工のポイントは抑えていただけましたか?
ほんの少しの加工で効果覿面です。

パンタの交換、ちょっとやってみたくなってきましたか?

5807 PT71A シングルアームパンタ(1本シュー)2基入 ¥630(税込)
5808 PT71B シングルアームパンタ(2本シュー)2基入 ¥630(税込)

デハ!

Comments are closed.