このところ涼しくなり、朝布団から出れなくなりつつある、秋葉原店(n)です。
さて、今回は、以前、特製完成品「西武新2000系」製作時にチョロっとお見せしました、
「エコノミーキットにGM新動力(2モーター)を組み込む加工」の紹介をします。
用意する部材は
プラ板
1.0mm
0.5mm
あとは、ニッパー、デザインナイフ、プラスチック用流し込み接着剤等、一通りの工具をば。
要は、このプラ板で、動力に固定するための「ツメ」を作るわけです。
今回は、板キットに取り付けてみます。
先ず、妻板を接着する前に、側板内側のリブを全部除去してしまいます。
内側がなるべく平らになるようにヤスリで仕上げます。
この側板にプラ板のツメを取り付けます。
ツメをつける位置はココ
この位置に合うサイズに1.0mmプラ板を切り出します。
幅は、溝の幅に合わせます。
プラ片を切り出したら、上画像の溝位置に置き、流し込み接着剤で固定します。
動力カバーの材質は「ABS」なので、ここでくっついても、カッターの刃を隙間に入れれば簡単に外れます。
接着剤が完全に乾く前に、
両隣に連結する車両との高さと
左右の高さにズレがないかチェックし、微調整します。
取り付けると、こんな感じです。
これが「ツメ」の台座になります。
接着剤が乾いたら、0.5mmのプラ板で、引っ掛ける「ツメ」を付けます。
このツメの位置は現物合わせで。
やや大きめに切り出して、サイズ合わせした方がやり易いです。
そして、最後に、床下機器のパーツを動力に合わせて削ります。
最近のロットならば、プラカバーが付いてるので、そこに瞬間接着剤等で直接つけてしまうのが楽です。
後は普通に組み立てれば完了です。
難易度は上がりますが、工夫次第で一体成型ボディにも応用できます。
それは、またの機会ということで。