【第3軌条】サードレール発売決定!

毎度ご愛読ありがとうございます、営業企画の加藤です。

皆さん、「第3軌条」ってご存知ですか?
一般的な電車は架線集電方式で給電されますが、路線の形態によって架線集電が困難なものは「第3軌条」という本来のレールの脇にサードレールを配置して集電しているものがあります。


▲有名なところでは東京メトロ銀座線、丸ノ内線があります。
このほか大阪市交通局、名古屋市交通局、横浜市交通局、近鉄けいはんな線などもあります。


▲このたびグリーンマックスはストラクチャーシリーズとしてこの「サードレール」を発売することになりました。
近年地下鉄の模型が製品化される傾向が強まりましたので、線路際のアクセサリーとして重要なアイテムとして製品化するに至りました。

※ちなみに製品では茶色成型色になります。写真はサンプル品のためグレーになっています。


▲使い方はカンタン。既存のTOMIXおよびKATOのレールに装着するだけ。

ここでちょっと補足。
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・本製品は一部の地下鉄などに見られる第3軌条を表現するためのもので、大型の車両(新幹線やスカート付きの車両など)の走行には対応しておりません。
・高架橋付きレールには対応しておりません。
・TOMIXのミニカーブレール及びスーパーミニカーブレールには対応しておりません。
・ポイント部などに装着する場合や、フィーダーなどのアクセサリーを配置する箇所の場合は、それらを避けて装着するか、干渉する第3軌条サードレールの箇所を切り落としてください。
・本製品に関するお問い合わせは、全て、発売元の「株式会社グリーンマックス」へお願いいたします。レール発売元各社へはお問い合わせされませんよう、ご注意ください。
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▲東京メトロ丸ノ内線の第3軌条。


▲上面はカバーで、普通のレールと同じ形状をしている部分が通電している箇所。地面とは碍子で絶縁されています。


▲架線集電ではパンタグラフから集電しますが、第3軌条方式では台車に取り付けられている「集電靴(しゅうでんか)」で行います。

そう・・・昔の話ですが、銀座線がまだ2000形の頃、ポイント通過のときにこの第3軌条の切れ目があり、そこを通過するたびに一瞬車内の電灯が消えるという一種の儀式があったのを思い出します。
いまは蓄電池のため、こんなことはありませんが、昔の車両はその辺が逆に味があって楽しかったものです。

さて、製品についてですが、発売時期は7月、価格は税込¥630で6本入り。
吊り下げ袋のパッケージになっています。
また、1本あたりの長さは140mmで、20m級車両1両分ぐらいの長さです。
材質はABS樹脂で、カーブレールにもフレキシブルに対応しますし、塗装も可能です。
※接着剤を使用する場合は「ABS用」を使用してください。

製品の詳細ページはこちらから

デハ!

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